過去ログ - 垣根「そんな垣根は飛び越えてやる」
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125: ◆VciN2PRcsw[saga]
2012/06/26(火) 11:10:18.91 ID:zFD/brQu0

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以下略



126: ◆VciN2PRcsw[saga]
2012/06/26(火) 11:10:49.86 ID:zFD/brQu0
「ご飯にしますか? お風呂にしますか? それとも……じ・っ・け・ん?」
 
「猟奇的な新妻気取りかクソボケ。……まぁ、色々と申し立てたい事はあるがとりあえず一番優先順位の高い奴から済ますか」

「効率的ですね」
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127: ◆VciN2PRcsw[saga]
2012/06/26(火) 11:11:21.28 ID:zFD/brQu0
 一口に『木原』と言っても程度はある。
 木原病理程の『木原』であれば、学園都市の機密コードでも容易に閲覧することが出来るという事だ。


「……まぁいい、この際テメェがアジトの場所を知ってるってのはスルーしてやる」
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128: ◆VciN2PRcsw[saga]
2012/06/26(火) 11:12:07.75 ID:zFD/brQu0
「いくら木原印の電動車椅子でも、携帯みたいに充電しねぇと動かないのか」

「永久機関なんて作れたら、それだけで一生寝て過ごせますね。まぁ効率化という点ではあの車椅子は他の追随を許さぬほど特化させてありますから、すべての機能、兵装を展開した状態でも行動持続時間はおそらく二十時間は超えるでしょう」

「オマエは何と戦うつもりなんだか……」
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129: ◆VciN2PRcsw[saga]
2012/06/26(火) 11:12:35.46 ID:zFD/brQu0
 クスクスと病理は笑う。
 垣根はそんな病理の様子に、うすら寒い物すら感じていた。
 こんな風に笑う女なはずがない。
 あの『木原』病理という人間の本性が、これほどまでに穏やかなものであるはずがない。

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130: ◆VciN2PRcsw[saga]
2012/06/26(火) 11:13:49.19 ID:zFD/brQu0
 ゾクリ、と。
 今度こそ垣根の背筋に冷たい物が走った。


(……木原病理は能力者ではねぇ。武装は全てあの車椅子の中のはず。だが遠隔操作が出来ねぇとは限らねえ。ココから俺の『未元物質』で頭をぶち抜くのにかかる速度は……)
以下略



131: ◆VciN2PRcsw[saga]
2012/06/26(火) 11:14:36.43 ID:zFD/brQu0





以下略



132: ◆VciN2PRcsw[saga]
2012/06/26(火) 11:16:05.04 ID:zFD/brQu0

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以下略



133: ◆VciN2PRcsw[saga]
2012/06/26(火) 11:17:11.35 ID:zFD/brQu0
 両頬に手を当てて顔をそむけた病理の顔を覗き込むと、その表情は普段通りの笑みを浮かべていた。
 無表情なのではなく、これが病理のデフォルトの顔なのだ。
 つまりは、病理は全く照れていない、と言うわけだ。

 
以下略



134: ◆VciN2PRcsw[saga]
2012/06/26(火) 11:17:58.30 ID:zFD/brQu0
「じゃあこうしましょう。私の事は病理と呼んでください。私は貴方をていとくんと呼びますから」

「何だその舐めきった呼称はオイコラ、後質問に答えろ」

「何ですか、女性からのお誘いに文句をつけるなんて男らしくないですね」
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135: ◆VciN2PRcsw[saga]
2012/06/26(火) 11:18:50.77 ID:zFD/brQu0
 その間際、病理は振り向かずに静かに呟いた。


「とっても面白いお話があったんですけどね。おそらく、学園都市の住人では帝督が最も得するお話です」

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