過去ログ - 【Fate】みんなでかんがえたサーヴァントで聖杯戦争【皆鯖】
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43:1 ◆0e.G9BzteE[saga]
2012/06/13(水) 22:25:20.53 ID:7KPqhsFm0
選択:戦争中は自粛して頂きたい
判定8:貴方の過去の話



「……まあお前が俺を殺したい、と思うのは構いはしない。
 俺を殺そうとするのも……人様に迷惑を掛けない範囲なら大目に見てやる」

俺はため息混じりに、目の前のキャスターに向かいそう呟く。
彼女が俺を、俺に憑いているヤツを殺したいと思うのは別に不思議じゃあない。
ただ別に殺すのは構わないが、もう少し時間が欲しいのだ。

「けどよ、今は聖杯戦争中だ。しかもまだどうやら悪い子ちゃんが残っているご様子だ。
 ……なら、せめてソイツを片づけるまでは待ってくれよ」

バーサーカー、と小さく俺は呟いた。
ランサーとは別に、現在人的被害を増やしているサーヴァントだ。
勿論、ソレがどれほど強大なサーヴァントか、昨日対峙した彼女ならばわかるだろう。

それがわかっているのか、キャスターの表情が硬くなる。
彼女は睨み付けるように俺を見つめると、そのまま短く口を開く。

キャスター「……マスター」

「あん?」

キャスター「何故貴方はその身に、その悪魔を宿してまで戦おうとするのですか?」

ああ、だが質問が来るとは俺にも完全に予想外だった。
しかし逆に考えれば今まで質問が来なかった方が不思議だったのだ。


――どうして一介の人間である俺があんなモノと契約したのか?


――アレがどういう存在なのか理解していて、なおアレに力を借りようとするのか?


それに疑問を持たない方がどうかしている。
沈黙は許さない。そういうように、キャスターはその瞳で俺を睨み付ける。



……あまり話したくはないのだけれど、話さなければ開放してくれないだろうな





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