過去ログ - 「私を、殺してください」 「……え?」
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72:卵かけご飯する者  ◆ZZgvzQZhlY[saga]
2012/06/26(火) 02:11:05.68 ID:QZ6OXIZao
「なぁ、さっきの人って……」

「お前、この野郎ちくしょーっ!!」

……あはは
以下略



73:卵かけご飯する者  ◆ZZgvzQZhlY[saga]
2012/06/26(火) 02:33:56.87 ID:QZ6OXIZao
「……もう来てくれないって、思ってましたよ」

屋上に佇む寂しげな背中。
僕に言葉は投げかけても、決してこちらを向こうとはしない。

以下略



74:卵かけご飯する者  ◆ZZgvzQZhlY[saga]
2012/06/26(火) 03:35:16.37 ID:QZ6OXIZao
目の前で動かなくなったその子を見つめて、僕は息を吐く。
またやってしまった……
別にもうしないと誓ったとかそういう訳じゃないが、やはりいまいちスッキリしない。

……
以下略



75:卵かけご飯する者  ◆ZZgvzQZhlY[sage]
2012/06/26(火) 03:35:48.00 ID:QZ6OXIZao
なんか終盤臭いが終盤なのかな


76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)[sage]
2012/06/26(火) 18:57:03.28 ID:sfLfbiRp0
まだここからじゃないの?


77:卵かけご飯する者  ◆ZZgvzQZhlY[saga]
2012/06/27(水) 01:27:49.75 ID:n8IFyKKbo
「あ、こんな所にいた!」

……!

背後から聞こえてきた声に、半分驚いて、半分ありがたくて振り返る。
以下略



78:卵かけご飯する者  ◆ZZgvzQZhlY[saga]
2012/06/27(水) 01:45:06.15 ID:n8IFyKKbo
……いえ、特に何も

口から返答が自然と沸いた。
殺しても死なない女の子なんていない。
目の前にいるのは、首に指をかけるだけで壊れてしまいそうな女の子だけ。
以下略



79:卵かけご飯する者  ◆ZZgvzQZhlY[saga]
2012/06/27(水) 01:51:20.63 ID:n8IFyKKbo
もしも人を殺せたら?
それがもしも、自分にとって重要な人物だったら?
口に出せば精神病院を紹介されること受け合いだが、たまーに考えたことがある人もいるはずだ。
大事だからこそ、壊してみたい。
そんな欲求は、誰しも持っている物だと思う。
以下略



80:卵かけご飯する者  ◆ZZgvzQZhlY[sage]
2012/06/27(水) 01:51:50.30 ID:n8IFyKKbo
=完=


81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/27(水) 02:32:24.97 ID:cXgMbKtDO
>>1

サイコなお話かと思いきやファンタジーかとミスリードさせつつ、やっぱりサイコなお話なのかな

不思議な感じだ、面白かったよ


82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/06/27(水) 02:42:34.76 ID:8LzYil32o
もう終わりか


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