過去ログ - キョン「安価で古泉をどうにかする」
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11:キョン ◆BE/7vZkX1k[saga]
2012/06/13(水) 12:32:40.57 ID:/cKB4pMIo
実行可能だ、実行可能だが……しかたがない、なるようになれだ!
キョン「……古泉」
古泉「はい、なんでしょう?」
古泉は、さっきまで遊んでいたチェス盤を机の下へ仕舞っている。
俺は、そんな古泉の目の前におもむろに近づいた。
古泉のニヤケ面に、微妙に困惑した表情が浮かんでいる。
まあ、そりゃそうだ。
無言で近づかれて、見下ろされるような形になったら、言い知れない威圧感を感じるだろう。
俺自身が、頻繁にハルヒから受けていることだ。よくわかる。
俺は、静かにブレザーのボタンに手をかけた。
古泉「……おやおや?」
俺は無言、かつ無表情でブレザーのボタンをはずすと、袖から腕を抜いた。
出来る限り、色っぽく。
古泉の眉が、微妙に困ったように歪んできている。
……そりゃ、そうだ。
俺は脱いだブレザーを、静かに古泉の頭に被せる。
ちょうど、ウェディングドレスのヴェールのようになった。
いや、どちらかといえば連行される容疑者のほうがしっくりくるか。
もっとも、現状連行される可能性が高いのは間違いなく俺だろうが。
俺は、続けざまにシャツのボタンにも手をかける。
一番上から、順々に……
古泉「ちょ、ちょっと待っていただいても良いですか?」
とうとう、古泉からストップがかかる。
まあ、当然だな。
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