過去ログ - 【まどか☆マギカRPG】宇宙魔法少女キョウコ☆マギカ -SS速報VIP

過去ログ - 【まどか☆マギカRPG】宇宙魔法少女キョウコ☆マギカ

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17: ◆Rf40X2USO7Yr[saga]
2012/06/16(土) 13:48:47.10 ID:pv1fJubAO
　安価：>>16

？？？の因果値が１ポイント上昇した。

　【チュートリアル・きゅっぷい！モード】

キュゥべえ「この？？？は、まだ仲間になっていないキャラクターだね。加入していないキャラクターでも、安価によってはこうして因果値が増えていくことがあるよ」

「誰がどのタイミングで増えたのかは分からないけど、後の楽しみにしてね！」

「それじゃ、本編に戻ろう」

「悪いけどさ、ツレが怪我しちゃってるんだ。また今度にしてくんない？」

　アタシがそう答えると、サヤカの顔にちょっと残念そうな表情が浮かんだ。なんだかんだで、この新入りと話すことを楽しみにしていたのかもしれない。

「あー、そうか。それじゃあ、仕方がないよね。名前くらい聞いておいてもいいかな？」

「それくらいなら、かまわないよ。アタシはキョウコ。キョウコ・サクラだ」とアタシは答えた。

「サクラ？あの、サクラ・シティとかのサクラ？」

「そう。…名前の話は、長くなるから、また今度な。アンタは、サヤカだっけ」

「うん、サヤカ・ミキって言うの。また会えたらその時はよろしくね」

　サヤカはそこでいったん言葉を切り、その先を言いよどんでいるようだったが、やがてアタシの眼をじっと見て、それまでとは少し違う、真剣な調子でたずねてきた。

「ねぇ…、その友達の怪我って、もしかして魔女？」

「そう」

　アタシが短く答えると、サヤカは小さくうなずいた。

「…そう。ごめんね、時間とらせちゃって。また会えたら、その時はいろいろ話しようね」

　そうだな、とアタシは返して、軽く手を振ってサヤカと別れた。研究所の敷地を取り囲むゲートを出ると、外は惑星時間の夜になりかけていた。

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