過去ログ - 【まどか☆マギカRPG】宇宙魔法少女キョウコ☆マギカ -SS速報VIP

過去ログ - 【まどか☆マギカRPG】宇宙魔法少女キョウコ☆マギカ

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554: ◆Rf40X2USO7Yr[saga]
2012/06/29(金) 19:06:12.16 ID:p3l8smYAO
［リスポス・シティ～魔法少女技術研究所・宿舎　七日目］

　ホール自体は、訓練生のためのラウンジと、何か催し物のようなことがあった時に開くためのスペースとを兼ねていて、普段は多目的スクリーンや情報端末の前に何人かの姿があり、他の何人かはテーブルを囲んで談笑しているといった感じの場所だった。

「あ、おかえりー」

　アタシが帰ってきたのを見たサヤカが、さっそく声をかけてきた。いつもにも増してはつらつとしたその姿の前には、髪の長さと雰囲気はどことなくサヤカに似た感じの、ただもっと小柄で髪の色も艶やかな黒をした少女が腰掛けていた。

　アタシにとってはいろいろな意味で初めての出会いになったその相手については、ここでもう少し詳しく語っておいたほうがいいかもしれない。

　その少女は小柄ではあったが、年で言えばアタシたちとそれほど変わらないか、ひょっとすると上かもしれなかった。物腰のどこかに見え隠れする、アタシの知らない世界で積んできた経験の重みというものが、余計にそう感じさせたのだろうか。

　アタシがサヤカに軽く挨拶すると、その少女もたずねるような眼差しをこっちに向けてきた。すぐにサヤカが、アタシたち二人を引き合わせて紹介してくれた。

「あ、キリカさん、この子がキョウコですよ。でね、キョウコ、この人はキリカさん。前に魔法少女の先輩がいるって言ったでしょ？さっき久しぶりに会って、宿舎に来てもらってたの」

「すると、君が新しく来た訓練生なんだね」キリカさんと呼ばれたその少女は、サヤカの話を引き取って言った。「サヤカから聞いているかもしれないけど、私はキリカ・クレ。一足早く、魔法少女として活動させてもらっている。よろしく」

　キョウコ台詞自由安価、キリカに対して

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