過去ログ - 【まどか☆マギカRPG】宇宙魔法少女キョウコ☆マギカ -SS速報VIP

過去ログ - 【まどか☆マギカRPG】宇宙魔法少女キョウコ☆マギカ

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580: ◆Rf40X2USO7Yr[saga]
2012/06/30(土) 14:21:04.43 ID:j7mq6GXAO
［魔法少女技術研究所・宿舎入口　七日目］

「ちょっと、外出て歩かない？」

　サヤカのほうから声をかけてきたので、アタシは振り返った。キリカさんとアタシの間のやり取りを聞いて見せた動揺は、表向きは消えていた。けどアタシは、サヤカの笑い方にどこか、似つかわしくない弱さがあるのに気づいていた。

「いいよ。…もう、夕方かな」

　ユユラヤの一日は、人間の居住している全惑星の中でも短いらしい。一足先に外に出てサヤカが出てくるのを待ちながら、アタシはドームの頂から見える薔薇色に変わってゆく空と、研究所の構内に灯り始めた人工照明の映し出す景色を眺め渡した。

　前宇宙時代に書かれた本の中には、いろんな自然の話が出てくる。中にはアタシの想像もつかないものもあるけれど、その本を書いた人間には、きっと今アタシが見ているのと同じくらい美しいものが見えていたに違いない。

「静かだねー」

　サヤカがアタシの隣に並んできたので、アタシはその顔を見やりながら、ゆっくりと研究所の構内を歩き出した。ここには、アタシと同じように、まだ契約するかどうかは決めていないまま訓練を受けに来た子もいるはずだ。もう契約を考えているサヤカのような子は、どちらかと言えば珍しいのかもしれなかった。

「サヤカの家って、リスポスの市内にあるんだったっけ」

「そうだよ。こことは違うエリアだけど、まあわりと簡単に帰れるかな、あはは」

「家には、何か言ってあるわけ？訓練のこととか、魔法少女のこととか…」

「んー、魔女は一般人っていうか、素質のない人には見えないから、まあ特別な選抜に受かって教育を受けてるってことにしてあるかな。ふだん成績があんまり良くないから、驚いてたみたいだけど」

　さて、サヤカにもっと話を聞いてみたい気もするけど。

　キョウコ台詞選択肢安価：サヤカに対して

　１、そういやさ、サヤカはなんで契約しようと思ってるの？
　２、友達とかと離れたりしたんじゃないのか？
　３、その他自由

　このレスから下３

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