過去ログ - 魔王「おれと手を組め」魔法使い「断る」
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103:1[saga]
2012/06/28(木) 21:52:50.11 ID:761y9XGAO
青年「お前は」

魔法使い「…まだ続くのか」

青年「勇者をどう思っていた?」
以下略



104:1[saga]
2012/06/28(木) 21:58:01.77 ID:761y9XGAO
魔法使い「――多分、“勇者”らしいと言えばらしい男だったよ」

青年「ふむ」

魔法使い「ただもうちょっと周りが見えていれば良かったがな。今更だが」
以下略



105:1[saga]
2012/06/28(木) 22:26:55.55 ID:761y9XGAO
魔法使い「……愉快かどうかは分からないがな…。おっと、この周辺みたいだ」

青年「ここらは民家が並んでいるんだな」

魔法使い「間違えて破壊するなよ。いいな?」
以下略



106:1[saga]
2012/06/28(木) 22:31:45.42 ID:761y9XGAO
老婆「ご丁寧にどうも。ここじゃ立ち話もなんだし、中に入って」

魔法使い「お邪魔します」スッ

青年「お邪魔します」スッ
以下略



107:1[saga]
2012/06/28(木) 22:35:12.64 ID:761y9XGAO
青年「ああ、もしかしたら青年って名前は初出しか?」

魔法使い「そうだな。私の場合はあなたが最初から知っていたし」

青年「名前ぐらい簡単に調べられるんだよ。今度から宿に泊まるときは偽名使え」
以下略



108:1[saga]
2012/06/28(木) 22:41:15.39 ID:761y9XGAO
魔法使い「ご主人が第一発見者なのですか?」

老婆「そうなのよ。あの人、あれからずっとガタガタ震えっきりで部屋から出ないの」

魔法使い「…その気持ちは分かります。国を、世界を救うはずの方が…」
以下略



109:1[saga]
2012/06/28(木) 22:46:29.42 ID:761y9XGAO
青年「いつまで滞在するんでしたっけ、魔法使いさん」

魔法使い「王様と大臣様の指示待ちですから長期間はかかるでしょう」

老婆「まあ。大変ね…」
以下略



110:1[saga]
2012/06/29(金) 22:09:17.34 ID:NfqbXD6AO
魔法使い「……ん?勇者さまは昨日亡くなられましたが――憲兵、まだ来てないですね」

老婆「あら。貴方達、聞いていないのかしら?」

魔法使い「すみません。それどころではなかったので…良かったら教えて下さい」
以下略



111:1[saga]
2012/06/29(金) 22:13:12.17 ID:NfqbXD6AO
老婆「頼もしいわ」ニコ

青年「あれ、なにか階段から落ちているような音が」

バタン!
以下略



112:1[saga]
2012/06/29(金) 22:18:15.62 ID:NfqbXD6AO
老婆「あなた…」

老人「あ、あ、あ……恐ろしいものだよ…真実は…」ガクガク

魔法使い「…何か、見たのですか?」
以下略



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