過去ログ - 魔王「おれと手を組め」魔法使い「断る」
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109:1[saga]
2012/06/28(木) 22:46:29.42 ID:761y9XGAO
青年「いつまで滞在するんでしたっけ、魔法使いさん」

魔法使い「王様と大臣様の指示待ちですから長期間はかかるでしょう」

老婆「まあ。大変ね…」
以下略



110:1[saga]
2012/06/29(金) 22:09:17.34 ID:NfqbXD6AO
魔法使い「……ん?勇者さまは昨日亡くなられましたが――憲兵、まだ来てないですね」

老婆「あら。貴方達、聞いていないのかしら?」

魔法使い「すみません。それどころではなかったので…良かったら教えて下さい」
以下略



111:1[saga]
2012/06/29(金) 22:13:12.17 ID:NfqbXD6AO
老婆「頼もしいわ」ニコ

青年「あれ、なにか階段から落ちているような音が」

バタン!
以下略



112:1[saga]
2012/06/29(金) 22:18:15.62 ID:NfqbXD6AO
老婆「あなた…」

老人「あ、あ、あ……恐ろしいものだよ…真実は…」ガクガク

魔法使い「…何か、見たのですか?」
以下略



113:1[saga]
2012/06/29(金) 22:22:33.85 ID:NfqbXD6AO
魔法使い「では、お邪魔しました。お茶ありがとうございます」

老婆「本当にすみませんねぇ」

老人「」ガタガタ
以下略



114:1[saga]
2012/06/29(金) 22:26:24.80 ID:NfqbXD6AO
魔法使い「……」スタスタ

青年「……」スタスタ

魔法使い「僧侶なら、うまく聞き出せただろうな」
以下略



115:1[saga]
2012/06/29(金) 22:40:53.01 ID:NfqbXD6AO
魔法使い「ん……まあ、全部の女性に当てはまるわけではないぞ」

青年「なるほど、痴女か」

魔法使い「ふざけるな」
以下略



116:1[saga]
2012/06/29(金) 22:52:56.79 ID:NfqbXD6AO
青年「何かが気になったのだろうな」

魔法使い「……へぇ。彼…彼?は鳥人族か」

青年「よく知っているな。優秀な鷹一族の中でもかなりの優れものだ」
以下略



117:1[saga]
2012/06/29(金) 23:03:52.61 ID:NfqbXD6AO
青年「単純に言うと、人間どもの戦争に巻き込まれた」

魔法使い「30年前のか?10年ほど前のか?」

青年「30年前のだ。酷かったな、あれは」
以下略



118:1[saga]
2012/06/29(金) 23:07:05.16 ID:NfqbXD6AO
青年「ふん。こういう話には涙脆いのか」

魔法使い「泣いてなどいない。同情を示しただけだ」

青年「魔物にか?おいおい頼むぜ、勇者さまの仲間さんよ」
以下略



119:1[saga]
2012/06/29(金) 23:21:58.31 ID:NfqbXD6AO
魔法使い「宿についた」

青年「にしても、街が嫌に静かだな」

魔法使い「殺人事件が起きたからな。犯人がいるかもしれないのに不必要に彷徨くか」
以下略



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