過去ログ - 魔王「おれと手を組め」魔法使い「断る」
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122:1[saga]
2012/06/29(金) 23:35:53.64 ID:NfqbXD6AO
青年「……」

魔法使い「ペンダントが無くなっていないか?」

剣士「あ、確かに。あんなに大切にしていたのに」
以下略



123:1[saga]
2012/06/29(金) 23:40:54.74 ID:NfqbXD6AO
青年「では僕はこれで」スタスタ

魔法使い「……」

剣士「そうだ。悪いが魔法使い、僧侶に食べ物運んでやってくれ」
以下略



124:1[saga]
2012/06/29(金) 23:44:34.59 ID:NfqbXD6AO
魔法使い「僧侶」コンコン

「……」

魔法使い「食べ物と、飲み物だ。なにか口にいれた方がいい」
以下略



125:1[saga]
2012/06/29(金) 23:47:47.28 ID:NfqbXD6AO
ガチャ

魔法使い「……」パタン

戦士「よう。僧侶は?」
以下略



126:1[saga]
2012/06/29(金) 23:50:23.08 ID:NfqbXD6AO
魔法使い「悪い悪い。まだ魔法をかけっぱなしだったか」クルリ

戦士「ったく…」

魔法使い「今日は少し疲れた。これから明日まで少し休む」
以下略



127:1[saga]
2012/06/29(金) 23:58:39.61 ID:NfqbXD6AO
―――
――


 勇者が死んだ。
以下略



128:1[saga]
2012/06/30(土) 00:09:33.39 ID:t5yYcacAO
側近「流石です、魔王さま」

 ヒトの形をした、しかし唇の代わりにくちばし、腕の代わりに鳥の羽、そしてところどころが羽毛で覆われた表皮。
 昼間は鷹のすがたを取っていた鳥人族である側近は無表情のままに感想を述べた。

以下略



129:1[saga]
2012/06/30(土) 00:18:31.83 ID:t5yYcacAO
魔王「困ったものだ。反魔王派――反おれ派対策も早めにやらないとな」

側近「すみません、魔王さま。ただの魔物同士のいさかいとしか思いませんでして」

魔王「いや。おれも色々頼んでいたしな――全く幸運だったよ」
以下略



130:1[saga]
2012/06/30(土) 00:25:30.83 ID:t5yYcacAO
魔王「というか、そんなにおれが嫌いか」

 側近はそっと主の顔を見たが、そこから表情は読み取れなかった。

魔王「そこまでして王となりたいか」
以下略



131:1[saga]
2012/06/30(土) 00:35:38.28 ID:t5yYcacAO
魔物「は?」

魔王「弱体化してるがな。お前らみたいな連中にいいように使われたくないからって引退した」

側近「……」
以下略



132:1[sage]
2012/06/30(土) 00:36:04.46 ID:t5yYcacAO
続きます



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