過去ログ - まどか「ほむらちゃんが別人みたいになっちゃった」
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241
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◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2012/07/08(日) 01:16:14.03 ID:fnNP9gkP0
―――――
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―――数時間前、ほむらの家―――
以下略
242
:
◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2012/07/08(日) 01:17:34.83 ID:fnNP9gkP0
杏子「久しぶり……って言えばいいのか?」
ほむら「はい……久しぶり、です」
杏子「……まどかから話は聞いてるけど、ホントに別人みたいになっちまってるんだな」
以下略
243
:
◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2012/07/08(日) 01:19:27.94 ID:fnNP9gkP0
杏子「どこまで知ってるのかは、聞かないよ。聞いたところで、どうしようもないからな」
あっけらかんと言いながら、食べかけのどら焼きの残りを口に放り込む。
杏子「あたしが聞きたいのは、まどか達のことをどう思ってるかだ」
以下略
244
:
◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2012/07/08(日) 01:20:43.15 ID:fnNP9gkP0
杏子「どうも何も、普通に接してやればいいだろ」
ほむら「………」
杏子「何か、不都合でもあるのか?」
以下略
245
:
◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2012/07/08(日) 01:21:48.16 ID:fnNP9gkP0
ほむら「でも、『わたし』は強かった。鹿目さんが契約した時も、気丈に笑って許して……わたしには、とてもじゃないけど真似出来るとは思えません」
杏子「何を言ってるんだよ?あいつだって、本質はお前なんだぞ?」
ほむら「……そうは、思えません」
以下略
246
:
◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2012/07/08(日) 01:22:51.56 ID:fnNP9gkP0
杏子「それが、あんたの本心なんだな?」
ほむら「はい」
真っ直ぐなほむらの視線をしっかりと見据え、
以下略
247
:
◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2012/07/08(日) 01:23:43.98 ID:fnNP9gkP0
ほむら「さ、佐倉さん?」
杏子「それがあんたが決めたことだってんなら、あたしが口を出すのは筋違いだ。なんも言わないよ」
ポケットの中からどら焼きをひとつ取り出し、ほむらに向けて放り投げる。
以下略
248
:
◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2012/07/08(日) 01:25:00.66 ID:fnNP9gkP0
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―――
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杏子がほむらの家を後にした後、気分がすぐれなかったほむらはベッドに横になり、眠りについた。
以下略
249
:
◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2012/07/08(日) 01:25:54.51 ID:fnNP9gkP0
少女はその残された何かの存在に気付くことはなかった。
後ろを振り返ることなどただの一度もありはしなかったし、事実不可能だったから。
ただ前だけを見、そして歩き続けるだけの孤独すぎる旅だ。
救いの手を差し伸べてくれた人も、いないことはなかった。
以下略
250
:
◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2012/07/08(日) 01:27:08.01 ID:fnNP9gkP0
ここでも、いいのかもしれない。
これが、わたしの出来る限界なのかもしれない。
限りなく完成に近いパズルではあったが、一ピースだけが欠損していた。
それは、何よりも大切な一ピース。
以下略
251
:
◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2012/07/08(日) 01:27:49.07 ID:fnNP9gkP0
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