過去ログ - まどか「ほむらちゃんが別人みたいになっちゃった」
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◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2012/07/24(火) 00:11:13.02 ID:luu1CI+N0
その逆光を浴びて、わたしが被っている布団に影が出来ていた。
QB「やあ」
ほむら「……キュゥべえ……」
以下略
417
:
◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2012/07/24(火) 00:12:06.75 ID:luu1CI+N0
QB「キミ『達』の想いの強さには、恐れ入ったよ」
ほむら「わたし……『達』……」
何を言っているのか、理解が出来る。
以下略
418
:
◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2012/07/24(火) 00:13:55.17 ID:luu1CI+N0
QB「以前のキミの記憶は、受け継いでいないのかい?」
ほむら「以前の、わたしの記憶……」
受け継いでは、いない?
以下略
419
:
◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2012/07/24(火) 00:15:33.15 ID:luu1CI+N0
キュゥべえは、流暢に話し始める。
グリーフシードの事。
魔女が落としたグリーフシードは、魔法少女のソウルジェムの穢れを溜めこまなければ、そこから魔女が生まれて来る事はない。
それはつまり、そのまま置いておけばそこらの置物と同じである、ということ。
以下略
420
:
◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2012/07/24(火) 00:17:11.49 ID:luu1CI+N0
ほむら「…………」
QB「理解、出来たかい?」
ほむら「………えぇ」
以下略
421
:
◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2012/07/24(火) 00:19:03.36 ID:luu1CI+N0
恐らくは、キュゥべえも気付いているだろう。
QB「まぁ、僕はキミの様子を見に来ただけだ。上書きが完了してどうなっているのか、気になったからね」
ほむら「………………あなたの用は、それだけかしら」
以下略
422
:
◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2012/07/24(火) 00:19:51.95 ID:luu1CI+N0
ほむら(相変わらず、自身に都合の悪い事は言わないのね)
様子を見に来た『だけ』では、ないだろう。
その事実をわたしに突き付け、あわよくばわたしを魔女にしようと画策していたはずだ。
あいつなら、十二分にあり得る。
以下略
423
:
◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2012/07/24(火) 00:20:49.03 ID:luu1CI+N0
ほむら(でも……あなたは、それでよかったの?)
引き出しの中の手紙に、そう問いかける。
当然、答えが帰ってくるわけはない。
だって、その答えはすでにその手紙に記されているのだから。
以下略
424
:
◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2012/07/24(火) 00:21:36.59 ID:luu1CI+N0
ほむら(………うん)
これ以上、わたしの奥底にあるこの時間軸……いや、この世界のわたしに、迷惑を掛けるわけにはいかない。
それだけじゃ、ない。
並行世界のわたしに、迷惑を掛けたくない。
以下略
425
:
◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2012/07/24(火) 00:23:13.02 ID:luu1CI+N0
*
まどか「ほむらちゃん、こんにちは!」
ほむら「いらっしゃい、まどか、さやか」
以下略
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