29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/06/17(日) 11:38:54.73 ID:qU7e1ms80
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キイイイィイイン
対向車線を時速150`で逆走する黒光りした流線型のバイク
マスオ『逃げても無駄だよイクラちゃん』バラララ
IKURA「阿呆が!しっかりついて来やがれ!」
憂「〜!!」
初めて体験する風に驚きを隠せない憂
イクラの背中にしがみつくのが精一杯だった
IKURA(しかしただ逃げてるだけじゃあな・・・)
イクラは考える
チェイスごっこをいつまでも続けることは出来ない
相手はアパッチ
固定装備として生まれつき機関砲を備えた悪魔の奇形児
マスオ『ファイア!』ガガガガガ
IKURA「さっそく来ましたか!」
イクラは華麗にハンドルを捌く
なんということか
バイクは踊るように銃弾をかわすのである
IKURA「ジグザグ!」ヒュンヒュン
マスオ『こしゃくな』ガガガガガガガガガガガガ
IKURA「ジグザグジグザグ!」ヒュンヒュン
憂「イクラさん凄い!」
IKURA「任しとけ」
マスオ『当たらないなあ・・・』
マスオの攻撃をかい潜り、トンネルに突入
ゴオオオオオオオオ
憂「トンネルならヘリコプターは入ってこれませんね」
IKURA「まあな、このトンネルはかなり長い」
IKURA「策を練るのには打ってつけだがそれは相手も同じこと」
憂「・・・」
IKURA「つまりトンネルを抜ける時、勝負は決まる」
憂「何か考えはあるんですか?」
IKURA「あることにはあるです、
マスオのことだから恐らく出口で待ち伏せしていると思うんだ」
IKURA「うまくできるかどうか・・・」
数秒経った後、憂がたどたどしく口を開く
憂「やってみなくちゃ分からないよお」
IKURA「さもありなん!」
イクラはアクセルを限界まで開放した
姿勢を低く維持したまま頭を屈める
バイクはグゥンとスピードを上げ、どんどん加速
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