過去ログ - 上条「ヤンデレなフィアンマを安価で説得して逃げたい」
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10: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/06/18(月) 01:23:05.93 ID:+aZbIcoAO

フィアンマ「牛乳だよ、何の変哲も無いミルクだ。腐っていないかどうか確かめてから持ってきた、心配には及ばんよ。しかし、その状態では飲み辛いか」

自分でやっておきながら上条の体勢に同情したフィアンマはゴブレットの中身―――白く甘い香りのする液体を見せ、しばし悩んだ後、ポケットからストローを差し出してゴブレットに突っ込む。多少間抜けではあったが、座ったまま腕の自由すら利かない上条に対しては優しい処置だ。
ただし、心底からの思いやりとはいえない歪んだものだが。
上条はゴブレットを見つめ、口元に当てられたストローを口に含むかどうか迷う。

もし、毒が入っていたら。

自分は死に、抵抗出来ず右手を切り取られて使われるだろう。

もし、毒が入っていなかったら。

フィアンマの怒りを買う可能性がある。

シュレディンガーの猫箱の問いにも等しい状況に上条は閉口し、しばらく悩む。




牛乳を飲むor飲まない>>+2


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