過去ログ - 上条「ヤンデレなフィアンマを安価で説得して逃げたい」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2012/06/18(月) 07:28:12.00 ID:+aZbIcoAO
《
>>17
様 Normal Loveの頭文字を取ってNL、つまり男女間における一般的な恋愛模様の事です》
上条(ダメだ、まったく動けねぇ…ッ、…しばらく耐えてればチャンスは生まれる筈だ)
そう考え、上条が黙したところでフィアンマが儀式場に戻ってきた。
左手にはコーヒーカップが握られており、にこやかに近付いてくる。
フィアンマ「…まさか、逃げようなどと馬鹿な考えを起こしている訳ではあるまい? まぁ、それでも構わんよ。ある程度地の底にも未練はあるだろうからな。しかし、所詮それは些末事。お前もじき気付く、俺様と共に居るのが一番だと」
そう話すフィアンマの目には光があり、何らか信念の元に動いているというのが傍目にもよく分かる。
そんな狂気と歪んだ情熱を帯びた様子とは裏腹に優しく、恋人が病弱な恋人へする様に、親が子にするように、フィアンマはコーヒーカップの中へと息を吹きかけて冷ます。
あくまでも上条本人にカップを持たせ飲ませる、という発想は存在しないからだ。
存在しないというよりも、可能性を割り振らないというべきか。
しばしコーヒーに息を吹きかけ、程良く冷めたカップを上条の口元に当て、上条の喉の動きを見ながらコーヒーを飲ませる様は、さながら介護の様だ。
フィアンマ「もう要らないと思ったら俺様の目を見てくれれば良い」
機嫌良く飲ませ、カップを持っていない手で上条の頭を撫でながら、フィアンマは薄く笑む。
自分には何の非も無いと言わんばかりに。
やがてコーヒーを飲み終わり、カップを片付けに行ったフィアンマが戻ってきた。
上条はフィアンマを睨みながら、言葉を発する。
上条「
>>20
…!」
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