過去ログ - 上条「ヤンデレなフィアンマを安価で説得して逃げたい」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2012/06/18(月) 00:51:37.47 ID:+aZbIcoAO
辿りついた一室。
赤く、崩落した儀式場で、フィアンマと上条当麻は相対した。
上条当麻は拳を握りしめ、フィアンマの手を見た。
インデックスの遠隔制御霊装が―――無い。
何処に隠したのかと訝る上条に、一瞬油断が生まれた。
その隙を逃す事なく、蜘蛛の糸の様にワイヤーが伸びて上条を拘束した。
上条「!?」
フィアンマ「これでようやく二人きり、という訳か」
のんびりとした語調で、フィアンマが言う。
上条はフィアンマを睨みつけるも、相手にする様子は無く、フィアンマはゆっくりと上条に近寄ってくる。
上条(クソ、消せない…!?)
フィアンマ「名目上はお前の右腕を欲しがっていたこの俺様が、お前の右手の特性を知らないとでも?」
上条「…名目上?」
フィアンマ「物理的な拘束には勝てないだろう。…ん? 名目上で間違いは無いが」
上条「俺の『幻想殺し』を狙ってたんじゃ、」
フィアンマ「いや、そういう訳でも無い。俺様はお前とこうして二人きりになりたかっただけだよ」
悪びれる様子も無くそう囁いて、フィアンマは拘束をよりきついものにしていく。
鬱血しないように、まるで骨董品を磨いて飾るかの様な丁寧な手つきで。
電気椅子に縛り付けられた受刑者のような状態で、上条はどうする事も出来ないままフィアンマを見上げる。
フィアンマ「『禁書目録』の遠隔制御霊装から必要な知識は全て受け取った、故に遠隔制御霊装は壊した。俺様の意識に割り込みをかけるという事は、間接的にお前と過ごすという事なのだからな。あぁ。、この城の中に居る赤い修道女は拘束、加えて…お前に色仕掛けしようとしていたあの汚らしい子供は始末しておいたからな、安心しろ」
上条「何…何言って…」
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