過去ログ - 上条「ヤンデレなフィアンマを安価で説得して逃げたい」
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[saga]
2012/06/18(月) 22:25:02.33 ID:+aZbIcoAO
上条「アールグレイで」
込み上げる恐怖を咀嚼したオムライスと共に無理やり飲み下し、多少の無理をしつつ順調に食べ進めながら上条はそう答えた。
しっかりとした返答に機嫌を良くしながら、フィアンマは砂糖の量やミルクを入れるかどうか問い掛けてくる。
砂糖がほんの少し入ったミルクティーが良い、と答えた上条の頭を撫で、食事が終わる。
フィアンマはオムライスではなく、上条の目の前で黙々とハンバーグを食べた。
オムライスのバターライス(挽き肉入り)の余りの挽き肉で作ったのか、こちらもやはり脂身が多い。
美味しそうに、でもなく、不味そうに、という訳でもなく。
何か事務作業でもしているかの様に黙々と食事を済ませる様子は、上条にどこか無機質な印象を与えた。
整った容姿も相俟って、フィアンマは黙っているとまるで人形の様だ。
つまらなそうに食事を終えたフィアンマが一度部屋から立ち去り、紅茶を淹れに行く。
上条はどうすべきか、今は考えないようにした。 余計な事を画策しても見抜かれる。
フィアンマ「…」
上条「ん…」
ティーカップ片手に戻ってきたフィアンマは、ブラックコーヒーを飲ませた時と同じように、少しずつミルクティーを上条に飲ませていく。
温めた牛乳で丁寧に淹れた紅茶はほんのりと甘く、口当たりの優しい美味さだ。
フィアンマ「美味いか?」
上条「…あぁ、美味いよ」
嘘を吐かず、思ったままに上条は頷く。
フィアンマは上機嫌のまま飲ませ、やがて飲み終えたカップを片付けたかと思うと、部屋に戻ってきた。
最早定位置と化している上条の向かい側に腰掛ける。
上条はしばし言いよどんだ後、こう問い掛けた。
上条「…
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