過去ログ - 上条「ヤンデレなフィアンマを安価で説得して逃げたい」
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795: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/07/01(日) 21:47:54.62 ID:1enSDGAR0

上条「うー…あれなんてどうだ?」

フィアンマ「あれ?」

上条「俺に抱きつけば?」

フィアンマ「良いのか?」

上条「寒いからって事でスキンシップだと思われるって、もし見られても」

元来体温が低いのか、ふるふると小さく震えながら上条にくっつき、抱きつくフィアンマ。
髪からどことなく香る甘い良い匂いに反応しないよう我慢している内に、むしろその反応こそが上条の身体を温める。

フィアンマ「風邪を引かなければ、良いのだが」

上条「温度差おかしいよな、真冬とはいっても」

上条はフィアンマを抱き寄せる形で、フィアンマは上条に強く抱きつく形で互いに暖をとりながら、二人揃って深いため息を吐き出す。
あくまで寿命が長い事、幾つか人間離れしている以外は、割と普通の身体をしている二人。
当然の事ながらインフルエンザが流行してしまえばかかってしまうし、風邪だって引けば肺炎まで発展したりもする。
ただ、死ぬ思いをするというだけで死に至る事は無い。
どんな病気にかかっても死なない、死ねないというのも、なかなかに辛いものだ。

フィアンマ「…椅子は、よく燃えるだろうな。何しろ木で作られているのだから、良い薪になりそうだ」

上条「ダメだからな、それはダメだって」

結局小萌が教室に来てストーブを点けてくれるまで、二人は離れずに居たのだった。







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