過去ログ - 上条「ヤンデレなフィアンマを安価で説得して逃げたい」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2012/07/01(日) 23:51:49.49 ID:s1qnV6wAO
歩いていたのだが、段々とフィアンマの足取りだけが怪しくなってくる。 千鳥足、という訳ではなく、病人―――特に発熱症状を起こしている人間にありがちな顔色の悪さと、ふらつき。
上条はフィアンマを支えつつそっと問い掛ける。
上条「具合、悪いのか?」
フィアンマ「多少の頭痛と、…悪寒だけだ」
問題は無い、等と言うフィアンマの顔色は時間の経過につれ悪化していく。
どうにか自宅まで辿り着き、フィアンマの学ランの上着を脱がせてベッドに横たわらせながら、上条は慌てて押し入れから毛布を引っ張り出した。そして、毛布をそっと重ね、フィアンマの身体を温めるべく尽力する。
そんな必死な上条の様子を眺め、怠そうにフィアンマな目を細めた。
フィアンマ「たかが風邪だ、そんなに気負う事もあるまい…放っておいても治る」
上条「そういう問題じゃないんだよ。出来るだけ早く治って欲しいだろ。何か欲しい物、あるか?」
フィアンマ「…
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が欲しい」
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