過去ログ - 上条「ヤンデレなフィアンマを安価で説得して逃げたい」
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810: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/07/02(月) 00:07:00.38 ID:6RjaLWbAO

フィアンマ「…オムライスが欲しい。食べたい、」

上条「…消化に悪いぞ?」

フィアンマ「微熱だ、嘔吐はしない…一口、二口で良いんだ」

上条(『非常に残念且つ食べたいところだが、断っておこう。今解放したらお前は俺様の下から逃げてしまう』…って言われて、あの時は作れなかったもんな。俺も逃げる事しか考えて無かったけど…俺が逃げないって分かったから、強請ってるっていうのは…考え過ぎか)

コンソメスープを使ったお粥の様なオムライスならば食べられるだろう、と考えた上条は数回フィアンマの頭を撫で、離れてから台所に向かう。

一時間と経たずに部屋へと戻ってくると、上条は一口掬ってフィアンマの口元へと運んだ。
スープで米が柔らかくなっているからか、病人に優しいとは言えずとも、それなりに食べやすい。

上条「…『あの時』とは、何もかも正反対だな。オムライスの豪華さ含め」

フィアンマ「そう、だな」

余計な情報を付加せずとも、二人にはそのやり取りだけでわかる。
むしろ、二人にしか分からない。
ほんの少し泣きそうな顔をして、それから三口食した後、フィアンマは緩く首を横に振った。
もう満腹だ、という意思表示。

フィアンマ「…美味かった」

上条「…良かった」

上条は小さく笑み、皿を片付けた後、再びフィアンマの下に戻る。
やるべき事は残っていないため、思う存分看病出来るからだ。

上条「…何か、して欲しい事…ある、か?」

フィアンマ「>>812


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