過去ログ - 上条「ヤンデレなフィアンマを安価で説得して逃げたい」
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845: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/07/02(月) 19:22:13.23 ID:u27dffpF0

上条「上条さんは胸の有る無しは気にしませんよ〜」

のんびりとした言葉にもいまいち信用がおけないのか、フィアンマは上条の髪を弄る。
くい、と馬の手綱でも引くような気軽さで引っ張りながらふてくされた態度を取るフィアンマに、上条は首を傾げた。

上条「…何だよ?」

フィアンマ「いや。…嘘を吐く位なら普通に話した方が良いぞ」

上条「嘘じゃないっての…というより、どうしてもって言ったら浮気許すのかよ?」

フィアンマ「相手さえ分かっていれば、な。あくまでお前の戻る場所は、相手は、俺様しか選べんぞ」

上条「…仮に、もしも、の話だけどさ。…浮気して、その女の子に俺の子供がデキちゃったら「非常に残念だが子供には犠牲になってもらう形で殺す」ですよね、そんな気してたもん上条さん」

髪の毛から手を離し、むに、と上条の頬を引っ張りながら、フィアンマは首を傾げる。
そして、悪意の無い、どこか優しげな笑みを浮かべた。

フィアンマ「赦してやるぞ。お前が俺様を傷つけた時、その傷が分かるよう、何処でも切ってみせる。お前の皮膚から四肢に至るまで、俺様の心に傷がついた分だけ」

上条「全然許してないだろ、それ」

フィアンマ「そう感じるか? ならば、しなければ良いというだけだ。ただ、どうしようもない嘘は吐くなよ。すぐにバレるのだからな」

自分から話を振っておいてそれか、と上条は思わないでもなかったが、フィアンマがもとより心配性な事は分かっている。
故に、何も言わない。心配しても無意味な事だと、じきに理解してくれるはずなのだから。
再び暇を持て余したフィアンマは上条に体重を(といっても軽いの重荷にならないのだが)かけてもたれたまま、だるそうに脱力した。

フィアンマ「…退屈だ」

上条「暇に弱いよな」

フィアンマ「長く生きていればこうもなるさ」





上条はどうする?>>+2



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