過去ログ - 上条「ヤンデレなフィアンマを安価で説得して逃げたい」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2012/07/02(月) 22:43:07.99 ID:LlNBrHu/0
一方「…よォ、ヒーロー」
上条「…一方通行…!」
現れたのは、真っ白で細身の少年。
背には対になっている白い翼を生やし、頭上には天使の輪のようなものがある。
ただ、上条の知る『天使に乗っ取られた人間』と違い、そこには明確な意思がある。
フィアンマ「…人工天使、とはまた違うようだが」
一方「一方通行。学園都市第一位…って言えば、『外』の人間にも分かンだろ」
上条「もしかして、味方しに来てくれた、のか?」
一方「そォいう訳じゃねェ。単なる利害の一致だ。…そろそろ、俺も飽き飽きしたンでな。『あのガキ共』を苦しめる大元にも、うんざりだ」
時々、ほんの少しノイズのようなものが混じるが、心得ているのか、会話を阻害するには至らない。
『神の力』と五感をリンクさせた経験のあるフィアンマには、何のノイズすらなく聞こえるのだが。
一方「いい加減階段登るのも飽きただろ? ほらよ」
一方通行は、勇気を振り絞った様子で、手を差し出す。
上条は、過去の一方通行の姿と、大戦中の一方通行の差異を、知っている。
だからこそ、信じられる。今度こそ、何も変わる事は無く。
一方通行と少しだけ迷い、辿り着いたのは暗い一室。
部屋の中央には大きなビーカーのような何かの装置。
その中には、一人の人間が入っていた。
聖者のようにも愚者のようにも悪人にも善人にも見える、『人間』―――アレイスターが。
一方通行は『魔術』による胸の圧迫感に眉を寄せながら、アレイスターを睨む。
上条は敵意をむき出しにし、フィアンマは冷徹な視線を装置へ向けた。
そんな三者三様の反応を意に介す様子も無く、アレイスターは三人へ話しかけた。
アレイスター「…よく辿りつけたものだ。流石は『幻想殺し』、私の『第一候補』」
上条「…約束してもらうぞ。そのご大層な『計画』とやらをやめて、もう誰も傷付けないって」
アレイスター「応える事は出来ない」
一方「…オマエは、…何が、目的なンだ」
アレイスター「…簡単に言えば、
>>911
と、いったところか」
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