過去ログ - 上条「ヤンデレなフィアンマを安価で説得して逃げたい」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2012/07/03(火) 01:43:42.37 ID:cU7nQv+20
《皆さまおわかりかと思われますが次スレこちらです→
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上条「…そうかも、知れない……でも、俺も少し解らなくなっちまったんだ……愛してると思ってて、思いたいのに、嘘っぱちなんじゃないかって……」
泣きそうな顔で、上条は言う。
フィアンマは馬鹿にするように鼻で笑って、上条の身体を強く抱きしめ返した。
フィアンマ「…馬鹿なヤツだ」
上条「……」
フィアンマ「…今のお前が俺様を愛していないというのなら、この世界の誰もが人を愛していないよ。…嘘なんかじゃない。事実、お前は俺様を、こうしてわざわざ助けに来てくれただろう」
上条「…フィアンマ」
フィアンマ「それだけでは証拠不十分なのか。わざわざ、如何なる方法を用いてかは知らんが、俺様一人を救う為に、必死で努力したのだろう。なら、お前の気持ちは嘘じゃない。行動の伴う感情は、虚偽など微塵たりとも混ざりえない」
上条の頭を撫で、背中をさすり、フィアンマは深呼吸した後で、言う。
フィアンマ「助けに、来てくれて…ありがとう、当麻」
上条「…うん」
気付けば赤い儀式場のような空間では無く、上条とフィアンマは牢屋のような場所の中に居た。
看守や、それらしいセキュリティーは見当たらない。
上条「…幻覚見てるんだから、こういう場所で充分ってことか」
フィアンマ「そうだな。クソッたれが」
暴言を吐き、上条と共に立ちあがったフィアンマは数度咳き込み、考える素振りを見せた。
現実でどれだけ時間が経過してしまったかは分からない。
が、ここで諦める、まして死ぬ訳にはいかない。
上条はどうする?>>+2
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