過去ログ - 亜美「ふぉーちゅんキューピッド!」
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33:1 ◆r99t9GCuUqXs[saga]
2012/06/18(月) 03:04:45.77 ID:ED9MGOng0


――――そこには、ピカピカ光る大きな丸いわっかがふわふわ浮いていた――――


以下略



34:1 ◆r99t9GCuUqXs[saga]
2012/06/18(月) 03:05:46.51 ID:ED9MGOng0


「……ってあれ?何だかあのわっかあずさお姉ちゃんに近づいてきてない?」

よくよく見ると、そのヘンなわっかはものすごいスピードでぐるぐる回りながら、あずさお姉ちゃんの方へ
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35:1 ◆r99t9GCuUqXs[saga]
2012/06/18(月) 03:10:10.82 ID:ED9MGOng0


「てや――――――――っ!!!!」

 亜美はあずさお姉ちゃん目がけてタックルして、その腰のあたりに手をまわして道の反対側へ飛び込む。
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36:1 ◆r99t9GCuUqXs[saga]
2012/06/18(月) 03:10:52.54 ID:ED9MGOng0


 亜美があずさお姉ちゃんの腰を抱えて、道路の向こう側の土手に飛び込んだすぐ後に、後ろでトラックが
急ブレーキを踏む音が聞こえた。あずさお姉ちゃんも気絶しちゃってるケド、ケガがなくて良かったよ。もう、
うっかりさんなんだから♪亜美は倒れているあずさお姉ちゃんを抱き起そうとした。
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37:1 ◆r99t9GCuUqXs[saga]
2012/06/18(月) 03:11:57.85 ID:ED9MGOng0


 その時はじめて、亜美は自分のカラダに起きている異変に気付いた。……あずさお姉ちゃんにさわれない?
てゆーか亜美の身体がスケスケになってる?トラックのブレーキ音を聞いて人がいっぱい集まって来たけど、
みんなあずさお姉ちゃんの方ばかり行って亜美に気付かない。
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38:1 ◆r99t9GCuUqXs[saga]
2012/06/18(月) 03:12:32.57 ID:ED9MGOng0


「(りっちゃん、いおりん!!亜美もいるよっ!!亜美があずさお姉ちゃんを助けたんだよっ!!)」

 亜美もふたりの横でいっぱい呼びかけてみたけど、ふたりとも全然気付いてくれなかった。最初はイジワル
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39:1 ◆r99t9GCuUqXs[saga]
2012/06/18(月) 03:13:12.93 ID:ED9MGOng0


「一体どーなってんのさ………」

 大勢の人達の中で、亜美はひとりぽつんと立ち尽くしていた。トラックは確かによけたハズ。亜美もあずさ
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40:1 ◆r99t9GCuUqXs[saga]
2012/06/18(月) 03:14:17.90 ID:ED9MGOng0


***


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41:1 ◆r99t9GCuUqXs[saga]
2012/06/18(月) 03:15:09.88 ID:ED9MGOng0


 あの時のトラックの運ちゃんの話では、運ちゃんがあずさお姉ちゃんに気付いた時、確かに横に亜美がいた
みたい。でも道路の反対側へ飛んで行った時は亜美はいなくて、あずさお姉ちゃんひとりだったそうだ。近くで
見ていた通行人もいたけど、亜美が突然消えちゃったって言ってた。てっきり亜美はトラックにはね飛ばされて
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42:1 ◆r99t9GCuUqXs[saga]
2012/06/18(月) 03:16:14.67 ID:ED9MGOng0


 そんな事を考えていると、事務所に到着した。何となく気まずいけどビルの前まで来ると、やっぱり亜美は
この事務所が好きなんだって思った。ボロくて小さいけど、楽しい思い出がいっぱい詰まった心のオアシスだ。

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43:1 ◆r99t9GCuUqXs[saga]
2012/06/18(月) 03:16:49.66 ID:ED9MGOng0


「そうか、真美はまだ家にこもったままなのか……。あまりひとりで抱え込むのもよくないぞ」

「ええ。しかし真美と亜美は生まれた時からずっと共に在ったのです。突然亜美が居なくなってしまえばそう
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