過去ログ - 亜美「ふぉーちゅんキューピッド!」
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531:1 ◆r99t9GCuUqXs[saga]
2012/07/04(水) 23:41:07.81 ID:cELgIVcV0
プロデューサーさんの手を取って、私はとびきりの笑顔を作りました。プロデューサーさんは顔を赤くして目を泳がせて
います。竜宮小町のビジュアルクイーンなどと呼ばれて、世の男性を惑わす魔性の笑顔と言われたけど、私がこの笑顔を
見せたかった男の人はこの人だけです。酔いつぶれた私を優しく介抱してくれたあの時からずっと……
532:1 ◆r99t9GCuUqXs[saga]
2012/07/04(水) 23:41:38.88 ID:cELgIVcV0
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533:1 ◆r99t9GCuUqXs[saga]
2012/07/04(水) 23:42:07.97 ID:cELgIVcV0
「亜美なんか変わったね。なんだか急にオトナになっちゃったみたい……」
まあ亜美もイロイロあったからね。むしろ真美がコドモに戻ってない?イキナリいなくなったせいだと思うケド、亜美が
534:1 ◆r99t9GCuUqXs[saga]
2012/07/04(水) 23:42:43.57 ID:cELgIVcV0
「おや、真美も来ていたのですか」
亜美達が外にいると、病院の外からエジプシャンなお姫ちんが出て来た。どしたのそのカッコ?舞台帰り?
535:1 ◆r99t9GCuUqXs[saga]
2012/07/04(水) 23:43:15.45 ID:cELgIVcV0
「(笑えばいいんだよ!真美もビミョーだと思うケド、ありがとって言っときな!)」
真美が小声でツッコんでくる。そうだね、ここはいつもの双子スマイルでのりきろう!
536:1 ◆r99t9GCuUqXs[saga]
2012/07/04(水) 23:43:49.78 ID:cELgIVcV0
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537:1 ◆r99t9GCuUqXs[saga]
2012/07/04(水) 23:44:25.21 ID:cELgIVcV0
「ふふ、大人になりましたね亜美。わたくしもそれが良いと思います。あなた達は双子ですが、それぞれ個性を持つひとり
の人間なのです。いつまでも同じというわけにはいきませんよ、真美」
538:1 ◆r99t9GCuUqXs[saga]
2012/07/04(水) 23:45:00.62 ID:cELgIVcV0
「世界進出ですか。亜美はずいぶん壮大な野望を持っているのですね」
お姫ちんが楽しそうに笑っていた。ゴメン、ちょっとだけ盛っちゃった。亜美もまだそこまではムリだと思う……
539:1 ◆r99t9GCuUqXs[saga]
2012/07/04(水) 23:45:54.84 ID:cELgIVcV0
「うう〜……、お姫ちんが真美から亜美を引き離そうとしてる〜……」
真美が半ベソをかいた。ああもうわかったって!この話はヤメヤメ!とりあえず真美がお姉ちゃんモードに戻るまでは
540:1 ◆r99t9GCuUqXs[saga]
2012/07/04(水) 23:46:22.90 ID:cELgIVcV0
「それはよき考えです。ではわたくしと同じ、麺カタ辛め野菜ダブルニンニクアブラ増し増しにちゃれんじしましょうか」
「え、いや亜美はフツーというか、むしろ少なめでお願いしたいんですけど……」
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