過去ログ - 真「ここは……」やよい「……どこですかぁ?」
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79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)
2012/09/12(水) 09:18:50.02 ID:E+YLwxYAO

「じゃが リこ、じゃ が リ コ」

男は松本を睨み付けながら再び『じゃがりこ』と口走る。しかしその様子がおかしい。
じゃがりこ、という言葉の音程が徐々に崩れていくのだ。
以下略



80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)
2012/09/12(水) 09:21:07.84 ID:E+YLwxYAO

「Щ*ヶ∪こ!!!」

キリン星人が叫び、太い首を大きく振り回した。

以下略



81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)
2012/09/12(水) 09:21:49.86 ID:E+YLwxYAO
今回はここまでとします


82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[saga]
2012/09/18(火) 13:19:30.48 ID:h9Do3o3AO
投下します


83:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[saga]
2012/09/18(火) 13:42:36.92 ID:h9Do3o3AO
キリン星人の叫び声がぶつっと途切れ、代わりに破裂した首から黄緑色の肉片が飛散する。

どちゃっ、というくぐもった音が連続して二つ。首を失った頭と頭を失った身体が地面に転がる。
飛散した血肉は地面やブロック塀、電信柱等周囲を黄緑色に彩り、キリンの首のだらしなく開かれた口や、頭を失った首元から黄緑色の水溜まりが広がっていく。

以下略



84:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[saga]
2012/09/18(火) 13:47:51.56 ID:h9Do3o3AO
真はやよいを抱き寄せて、死骸から目をそらさせると、

「……見ない方がいいよ」

と言い聞かせた。
以下略



85:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[saga]
2012/09/18(火) 13:54:11.86 ID:h9Do3o3AO
短い返事をして、やよいは真から離れ、そして地面に転がるキリンの死骸をもう一度見やった。

「……あれ、本当に作り物なんですよね?」

やよいは細い声でぽつりと呟いた。
以下略



86:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[saga]
2012/09/18(火) 16:23:15.51 ID:h9Do3o3AO
だが筑川が何かを言う前に、どこからともなく、そこにいた誰のものでもない声が聞こえてきた。


「ハッ、まだそんなこと言ってんの?」

以下略



87:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[saga]
2012/09/18(火) 16:44:25.41 ID:h9Do3o3AO
少年に祐喜、赤羽根と呼ばれてから数秒後、真の背後から再びばちばちという音が聞こえてきた。
驚いて振り向くと、そこにはいつの間にか祐喜と赤羽根が立っていた。

「吉川くん……」

以下略



88:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[saga]
2012/09/18(火) 17:07:43.42 ID:h9Do3o3AO
頭の中を整理する必要があった。先程までの現実的に有り得ないと信じていた光景が全て、現実のものだと言われ、酷く混乱している。
むしろこれがドッキリなんじゃないか、そういう考えも頭をよぎった。
しかしそれで納得できる程、問題は簡単ではない。

他にも色々と聞きたいことはある。むしろあり過ぎて何も質問が出て来ないぐらいだ。
以下略



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