過去ログ - 勇者「パーティーの中で、俺が一番弱いんだよな……」
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1: ◆WPwc2pN1N6[saga sage]
2012/06/18(月) 23:41:52.50 ID:FVWHZxnoo
勇者に痛恨の一撃!


勇者「ぐあっ!」

戦士「バカ、下がってろ!」

魔法使い「ほい、いくぞ、極大火炎呪文」


ごおっ!


僧侶「勇者様、回復しますから!」

勇者「ご、ごめん」

戦士「このおっ!」


戦士の会心の一撃!

魔物を退治した。

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2: ◆WPwc2pN1N6[saga sage]
2012/06/18(月) 23:43:06.53 ID:FVWHZxnoo
戦士「ふー、さすがにここまで来ると魔物も強力だな」

魔法使い「ジジイの身には堪えるのう」

僧侶「魔法使いさんも回復しましょうか?」
以下略



3: ◆WPwc2pN1N6[saga sage]
2012/06/18(月) 23:43:53.93 ID:FVWHZxnoo
魔法使い「おお、ようやく街かい。かわいい女の子がいるとええのう」

戦士「おい、ジジイ」

魔法使い「別にお前さん方をdisってるわけじゃないぞ? それぞれの街の、それぞれのかわいい女の子を愛でるのがいいんじゃ」
以下略



4: ◆WPwc2pN1N6[saga sage]
2012/06/18(月) 23:44:52.87 ID:FVWHZxnoo
宿屋。

勇者「ふあー、ようやく安心できるなぁ」

僧侶「王様に挨拶しなくてよろしかったのでしょうか」
以下略



5: ◆WPwc2pN1N6[saga sage]
2012/06/18(月) 23:45:21.69 ID:FVWHZxnoo
魔法使い「勇者のおごりなら仕方あるまいて」ドッコイショ

勇者「誰もおごりとは言ってねぇ」

僧侶「ふ、不潔ですよ!」
以下略



6: ◆WPwc2pN1N6[saga sage]
2012/06/18(月) 23:45:48.62 ID:FVWHZxnoo
外。

勇者「……あ」

魔法使い「どうしたんじゃ」
以下略



7: ◆WPwc2pN1N6[saga sage]
2012/06/18(月) 23:46:28.92 ID:FVWHZxnoo
勇者「はぁ……」

勇者「あっちも気を使ってんだろな」

勇者「まあ、俺も、一人で飲みたいし……」
以下略



8: ◆WPwc2pN1N6[saga sage]
2012/06/18(月) 23:49:43.00 ID:FVWHZxnoo
酒場。

マスター「いらっしゃい」

勇者「安くてうまいの」
以下略



9: ◆WPwc2pN1N6[saga sage]
2012/06/18(月) 23:50:09.31 ID:FVWHZxnoo
武闘家「でよー、俺が殴ったら一発だよ!」

戦士(男)「またその話かよ、どうせ鉄の爪を持ってましたってオチだろ?」

武闘家「うるせーよ」
以下略



10: ◆WPwc2pN1N6[saga sage]
2012/06/18(月) 23:50:45.95 ID:FVWHZxnoo
商人「なんでも、父親も勇者で、各地の魔物を退治していたとか」

男戦士「ほれみろ、七光りだ」

武闘家「血筋って得だよな〜、俺なんかど田舎だから、兵士の試験もダメでよう」
以下略



11: ◆WPwc2pN1N6[saga sage]
2012/06/18(月) 23:51:13.64 ID:FVWHZxnoo
勇者「おやじ、お勘定」

マスター「もうかい」

勇者「ああ。昼もやってる?」
以下略



12: ◆WPwc2pN1N6[saga sage]
2012/06/18(月) 23:51:44.98 ID:FVWHZxnoo
翌日。

国王「よくぞ、来た! 勇者よ!」

勇者「はい」
以下略



13: ◆WPwc2pN1N6[saga sage]
2012/06/18(月) 23:52:22.73 ID:FVWHZxnoo
城内。

勇者「……知り合いか?」

魔法使い「若い頃も冒険しとったからな、わし」
以下略



14: ◆WPwc2pN1N6[saga sage]
2012/06/18(月) 23:52:50.85 ID:FVWHZxnoo
勇者「……手合わせなんかしないからな」

戦士「ちょっと待て。なんでそうなる」

勇者「俺達の力は魔物を退治することに使われるべきで」
以下略



15: ◆WPwc2pN1N6[saga sage]
2012/06/18(月) 23:53:45.90 ID:FVWHZxnoo
勇者「と、とにかく、ダメだ」

戦士「……お前な」

勇者「お、お前一人でってわけにもいかないだろ」
以下略



16: ◆WPwc2pN1N6[saga sage]
2012/06/18(月) 23:54:22.32 ID:FVWHZxnoo
僧侶「お二人の活躍が見たいのですがー」

勇者「……」

僧侶「まあ、溜め込んだ装備品を換金する必要はありますね!!」
以下略



17: ◆WPwc2pN1N6[saga sage]
2012/06/18(月) 23:54:48.91 ID:FVWHZxnoo
武器屋。

武器屋「ふーむ。傷はあるが、なかなかいい素材だ」

勇者「だろ? 他所のやつらは、定価だ何だでケチつけてくるからよぉ」
以下略



18: ◆WPwc2pN1N6[saga sage]
2012/06/18(月) 23:55:27.30 ID:FVWHZxnoo
武器屋「それにしても……」

武器屋「この数はすごいな」  どっちゃり

勇者「売り時がわからなかったからなぁ」
以下略



19: ◆WPwc2pN1N6[saga sage]
2012/06/18(月) 23:56:01.44 ID:FVWHZxnoo
僧侶「この先、魔物も手強くなってきますし」

勇者「でも、俺は戦士ほど剣の腕が……」

僧侶「少しでも、良い武器に切り替えたほうが懸命です!」
以下略



20: ◆WPwc2pN1N6[saga sage]
2012/06/18(月) 23:56:29.47 ID:FVWHZxnoo
武器屋「ふーむ、いやあ、こいつはひどいな」

武器屋「刃がボロボロじゃないか。これならどれに替えてもマシだな」

勇者「俺は、大して強くないからいいんだよ」
以下略



21: ◆WPwc2pN1N6[saga sage]
2012/06/18(月) 23:57:01.40 ID:FVWHZxnoo
武器屋「で、俺が代わりにオススメするのはこいつだ」

勇者「普通の剣だな」

武器屋「いや、そこそこ軽くてかなり丈夫な素材と、ちょいと特殊な製法でできている」
以下略



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