過去ログ - 勇者「パーティーの中で、俺が一番弱いんだよな……」
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◆WPwc2pN1N6
[saga sage]
2012/06/19(火) 20:05:02.72 ID:sY1oCDREo
エルフの村。
エルフA「ひい! 人間が、人間がー!」
エルフB「さらわれてしまうわー!」
以下略
74
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◆WPwc2pN1N6
[saga sage]
2012/06/19(火) 20:05:29.96 ID:sY1oCDREo
魔法使い「エルフは自然への造詣が深く、魔力も高いが、反面、自然の影響を受け易いことがある」
僧侶「はあ」
魔法使い「森に住むなら、森の魔力を利用した技術に長けるが、ほれ、森っちゅーのは美しい自然の空気を生み出すこともあれば、瘴気を孕むこともあるじゃろう」
以下略
75
:
◆WPwc2pN1N6
[saga sage]
2012/06/19(火) 20:06:11.50 ID:sY1oCDREo
勇者「……あー、ちくしょう」
戦士「どうした、うまく行かなかったのか」
勇者「とにかく人間不信で、長にあわせてももらえなかった」
以下略
76
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◆WPwc2pN1N6
[saga sage]
2012/06/19(火) 20:06:42.18 ID:sY1oCDREo
魔法使い「仕方ないの。おーい、娘っ子。お菓子をやるから出ておいで」
エルフC「……」ジーッ
魔法使い「知っとるか、強力なエルフは愚かな人間の持ち物をさっそうと奪って、逃げてくものじゃ」
以下略
77
:
◆WPwc2pN1N6
[saga sage]
2012/06/19(火) 20:07:09.44 ID:sY1oCDREo
エルフC「は、放してぇ!」
勇者「うーむ」
魔法使い「放す前に質問じゃ。さらわれたのは誰じゃ?」
以下略
78
:
◆WPwc2pN1N6
[saga sage]
2012/06/19(火) 20:07:35.57 ID:sY1oCDREo
魔法使い「戦士は毛の処理はしとるのかのう」
戦士「今後は殺す気で殴ろうか」
魔法使い「さっきの毛むくじゃらのニンゲンに当てはまるのかと思ってな」
以下略
79
:
◆WPwc2pN1N6
[saga sage]
2012/06/19(火) 20:08:08.52 ID:sY1oCDREo
探索中。
勇者「……魔法使い」
魔法使い「なんじゃい。わしは疲れたから休憩するぞい」
以下略
80
:
◆WPwc2pN1N6
[saga sage]
2012/06/19(火) 20:08:36.18 ID:sY1oCDREo
勇者「でも、親父は強かっただろ」
魔法使い「んん? 強さにはいろいろあるからのう」
勇者「剣の才能も、魔法の知識も……」
以下略
81
:
◆WPwc2pN1N6
[saga sage]
2012/06/19(火) 20:09:02.84 ID:sY1oCDREo
勇者「だから、正直な話、俺は助かってるよ。仲間がいて」
魔法使い「……」
勇者「魔法使いにも、いっぱい世話になってるからな」
以下略
82
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◆WPwc2pN1N6
[saga sage]
2012/06/19(火) 20:09:31.41 ID:sY1oCDREo
港町。
四人「かんぱーい!」
僧侶「良かったですねー! 船が手に入って!」
以下略
83
:
◆WPwc2pN1N6
[saga sage]
2012/06/19(火) 20:09:57.52 ID:sY1oCDREo
魔法使い「ほれ、この地図で言うとな、この北の方に村があってな。やっぱり北方系は乳の大きさ、柔らかさが違ってのう」
戦士「……で?」
僧侶「正直、同情心の湧いた自分を裁きたいです」
以下略
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