67: ◆a/kVfvST9o[saga]
2012/06/21(木) 16:27:07.48 ID:irXweHxa0
メイド「わたし、は…」
メイド「わたしは、お嬢様の従者です」
メイド「ですから…」
68: ◆a/kVfvST9o[saga]
2012/06/21(木) 16:27:42.85 ID:irXweHxa0
それから数日、お嬢様は何かとわたしを避けるようになりました。
女「今日は早めに学校に行くわ」
メイド「今日はって、最近ずっとじゃないですか」
69: ◆a/kVfvST9o[saga]
2012/06/21(木) 16:28:12.62 ID:irXweHxa0
母「そんな顔してたのよ」
メイド「どんな顔ですか…」
母「ほら、鏡」
70: ◆a/kVfvST9o[saga]
2012/06/21(木) 16:29:36.02 ID:irXweHxa0
────────────────────
執事 キョロキョロ
執事 コンコン
71: ◆a/kVfvST9o[saga]
2012/06/21(木) 16:30:34.08 ID:irXweHxa0
執事「ふーん…お嬢様が会話してくれない、と」
メイド「…どうしたら、いいのでしょうか」
執事「アレの所為だろうな」
72: ◆a/kVfvST9o[saga]
2012/06/21(木) 16:32:17.21 ID:irXweHxa0
メイド「…で、どのへんがバカだって言うのさ」ブスー
執事「あんな理由で断るバカを初めて見た」
メイド「…」
73: ◆a/kVfvST9o[saga]
2012/06/21(木) 16:35:09.55 ID:irXweHxa0
執事「…」
メイド「…わたしだって、悩んだよ」
メイド「でも、これが最善の方法だって、思った」
74: ◆a/kVfvST9o[saga]
2012/06/21(木) 16:36:09.95 ID:irXweHxa0
翌日
メイド「お嬢様、起きてくださーーい! 朝ですよ〜〜!」バーン
75: ◆a/kVfvST9o[saga]
2012/06/21(木) 16:36:55.22 ID:irXweHxa0
メイド「あ、おはようございます!」
女「…ん」
メイド「今日は朝食に御一緒させていただきますね?」
76: ◆a/kVfvST9o[saga]
2012/06/21(木) 16:37:37.98 ID:irXweHxa0
メイド「お嬢様、美味しいですか?」
女「…別に、普通よ」
メイド「ふふっ…」
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