過去ログ - 【Fate】慎二「何やってるんだ、ライダー!!」 44ワカ目【どう足掻いても絶望】
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471: ◆AEs9N/Moag[saga]
2012/06/22(金) 20:57:29.36 ID:C4lNgdMmo
>>442から)

切嗣『詳しくは、セイバーに聞いてみたらどうかな? 彼なら覚えているだろう』

ほむら「……それは重要な情報ね。感謝するわ」


一先ず、そう返すのが精一杯だった。

揺さぶりをかけて、こちらの舞台にした筈のテーブルも……すっかりと対等、あるいは衛宮切嗣有利の場となってしまった。

未だ、手札として有利なのはこちらである。

だが未来視で得た情報は、切れない切り札。

この場にありすがいるため、聞かせてはならないというのが一点。

尤も間近でありすを通してこちらを把握していたキャスターのマスターには、それが“本来知りえない情報”と一目で気付かれてしまう。

即座に未来視といかなくても、何らかの“情報入手手段がある”……と情報を与え、余計な警戒を抱かせてしまう。


二点目は、衛宮切嗣の情報収集能力がどの規模であるのか不明なこと。

こちらを絶えず監視していることもありえるのだ。

そこで、我々がそれまでの行動から得られもしない唐突な情報を入手していると知られたら、困る。

嘘やハッタリと思われる分には構わない。

だが、万が一――未来視ないしは千里眼などと推論付けられたならば、衛宮切嗣は戦い方を変えてくる。

こちらは予知夢として衛宮切嗣の手段は確認したが、正確にどの程度の技量を、どの程度の武装を持っているかは把握していない。

未来予知なしで戦うには、あまりにも危険すぎる男。

“視えた未来”から外れたルートで戦うことは、避けたい。やるにしても、詰めた状況に追い込んで狩る――その仕上げとしてだけ。


さて……会話を続ける事は決まっているが、どうするか。


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