過去ログ - 【Fate】慎二「何やってるんだ、ライダー！！」　44ワカ目【どう足掻いても絶望】
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648:１ ◆AEs9N/Moag[saga]
2012/06/22(金) 23:36:07.60 ID:wAPaPY85o
>>635-639の判定

ほむら「そうね」

ほむら「貴方、銃を使ったことは？　何か役に立ちそうな装備とか、持っているかしら？」


クルン、と手に持った銃を回転させるほむら。

銃の印象を強調させる。こちらが持っているそれを、ともすれば貸すだろう――という風に。

ただ銃と聞いたのでは、相手に余計な警戒をさせてしまう。

“この時点では”衛宮切嗣や衛宮士郎が銃を使うなどとは、“こちらは知らないのだ”。

インカムを使うから魔術師らしくなく現代に適応しており、だから銃を使う――などというのは暴論にもほどがある。


士郎「いや……ないけどさ」

ほむら「……でしょうね」


衛宮士郎の答えは、当然ながら『NO』だ。

だが、見えたあの様子では相当に手馴れていた。つまり必然、これもブラフ。

初めから、こちらの懐に潜り込むしか考えていないらしい。やはり、油断ならない相手だ。

キャスター組が戦力という意味で最強ならば――

衛宮たちは、人間の隙を突く事にかけて最恐である。


どちらも、油断ならない相手だった。


ほむら「なら、貴方は帰りなさい。ここにいても死ぬだけになるわ」

ほむら「ただし、連絡先だけは教えて頂戴。何かあったのなら、連絡ぐらいはするから」

ほむら「キャスターを倒すときには連絡するから、よろしくお願いするわ」


そして、連絡先を交換する。

相手から通信機を貰うというのは論外。なにが仕掛けられているか、判らないのだ。

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