過去ログ - 男「初恋の人は○○○だった。死にたい」友「落ち着け」
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32:1[saga]
2012/06/21(木) 14:31:37.66 ID:StmO4P+IO



……

救急車を呼び、その間、友2人と妹で人工呼吸、心臓マッサージを行った。

意識は戻らなかったが、呼吸と脈は戻った。

一緒に救急車に乗り込み、病院に着いた後も、三人は酷い不安に苛まれた。

待合室にて、友が事情を話し始めた。

友2「…あの男がそんな衝動的に大それた事をしでかすとは…よっぽど辛い事があったんだな…」

友「ああ…一刻を争う事態だったんで、俺も詳しい動機は知らん。」
友2「僕に連絡してくれなかったのは、まぁ良いとして…ねぇ妹ちゃん…辛いのは分かるけど、ちょっと聞いて良いかな?」

妹はしばらく経って振り向き、自分の顔の状態に気づいて、慌ただしく涙をハンカチで拭きながら言った。

妹「…はい、なんですか?」

友2「自殺を遂げようとする男から、君にも電話があったのかい?…夜の塾帰りにしては早いし、叫びながら帰って来たし…風呂場に一目散に走っていたし…」

妹「えっ!?…いや…あの…」

友2はその不自然な動揺の仕方に首を傾げつつも、答えを待った。

妹「…悔しいことに、連絡はありませんでした…ただ…その…虫の知らせというか…そういう感じで…」

いきなりバツが悪そうに赤面する妹に、友2はあえて追及しなかった。

その後、男の意識が戻った事が伝えられ、一同はホッと一息をついた。
明日の昼には自宅に戻れることが分かり、妹を送り届けた後、友2人は帰路に着いた。




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