30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/21(木) 22:29:04.13 ID:WJc3nC3DO
「またねー!」
カレーを食べ終わったあともお喋りは続いてたけど、14時からの演技レッスンを控えているボクは1人でカレー屋さんを出た。
「10分前には余裕で着きそうだね」
携帯電話の時計は13時12分。
レッスンスタジオまではここから自転車で20分かからないくらい。
10分前行動は、体育会系の基本ですから!
駐輪場で自転車にまたがりペダルをこぎ出すと、少し湿った空気が顔を撫でた。
空を見上げると、いつの間にか黒い雲に覆われつつあった。
「ヤバっ!降ってきちゃうかも!」
夕立の気配を感じたボクは、ペダルをこぐ脚に力を込めた。
グングン加速していく自転車。
頬には小さな雨粒が当たり始めた。
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