過去ログ - 真「時をかけるボクら」
1- 20
98:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/20(金) 08:04:00.44 ID:4qmmSL/DO
不思議な感覚だった。
まるで自分の父さんや母さんの顔を忘れてしまったかのような、不思議な感覚。

「……ボク、何を忘れたんだろ?」

頭をフル回転させてみたけど、何も浮かんでは来なかった。

「……ま、いっか。思い出せないってことは、大したことじゃないってことだよね、きっと」

自分で勝手に納得すると、屋上の出入り口に向かって歩き出そうとした。
そのとき、ジーンズの後ろポケットから、何かがコンクリートの上に落ちた。

「これは……?」

膝を屈めて、それを手に取ってみる。

「花?えっと、この花はたしか……コスモス、だよね」

それは薄く紫がかったピンク色の、一輪のコスモスだった。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
110Res/68.71 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice