16:1[saga sage]
2012/06/23(土) 20:17:33.39 ID:d6c9pAoQ0
『ルールを説明しよう。簡単だ。そこにある鉈(なた)で自らの両足と利き腕を切断するんだ』
『これができなければ、家族、そしてきみの愛しき人の首に設置した爆弾が起動するだろう』
『君は、利き腕と両足をこのゲームのサクリファイス(生贄)にすることにより…何かを守ることができるだろう』
『教育者として、この私に誠意ある姿をみしてくれ』
ほむら「く…狂ってる…」
そういって、もう一つあったヴォイスレコーダーにイヤホンを当てる
『ひとまずおめでとう…といっておこう。さすが教育者だ』
『次はまず箱に入ってる拳銃をとってほしい』
『そのあとは、この赤いペイントを塗って、うつ伏せになり、部屋の真ん中で死んだふりをしてくれ』
『少ししたら、顔見知りが訪れるだろう。決して顔をあげないことだ』
『彼らもゲーム参加者だ…無論、きみとはちがうものだがな』
『彼らの足には足枷を付けさせる予定だ』
『二人ともその足枷を見事外すことができたら……そこからが君のゲーム開始の合図だ』
『二人を銃殺するんだ』
『おっと、気をつけろ?相手が誰かとわかっても、決して躊躇するな。躊躇したら…結果はわかるな?』
『もしできなければ……明日の午前9時に、見滝原中の校内全域に爆薬を仕掛け、起動させるつもりだ』
『選択は自由だ。なにを守るべきかよく考えろ』
『さあ、ゲームスターt』ガシャ!!
ほむら「……!!!」
怒りが抑え切れず、思わずヴォイスレコーダーを握り潰す。目には水滴を浮かべ、歯ぎしりさせる
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