過去ログ - けいサバ01 唯「サバゲー部?」
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/23(土) 22:02:56.25 ID:A0Q248dQ0

中学校の3年間が終わり私もとうとう高校生!
幼馴染の和ちゃんにニート呼ばわりされたから何かいい部活がないかみて回ってたんだけど・・

唯「なにこれ・・・さ、サバゲ部?」

廊下の展示スペースに貼られていた一枚のポスターを見て私はつぶやいた

唯「何をする部なんだろう・・?」

ふと見ると説明は音楽準備室でと書いてあった。

唯「多分音楽に関係ある部活なんだ!カスタネットくらいならできるし行ってみよーっと!」

私はこの正体不明の部の魅力につられて音楽室へと歩いていった。

唯「音楽準備室って・・・ここだよね?」

私は音楽準備室の前に来たものの、扉を開けれないでいた。なぜならそれは中から楽器の音や人の気配すら感じなかったからである。

唯「もう皆帰っちゃったのかな・・? と、とりあえず入って確認しよう、うん。」ギィ

扉が古臭そうな音を立てて開いた。部屋の中は殺風景だった。部屋の中央にポツンと置かれている長椅子、何も書かれていないホワイトボード、
そして無造作に置かれている器具。 とても部活動をしているような雰囲気では無かった。

唯「私部屋間違えたかな・・・? でもちゃんと音楽準備室って書いてあったし・・・」

私が戸惑っていると部屋の奥からなにか物音がした。

唯「だ、誰かいるんですか・・?」
?(クソッ、気づかれたみたいだぞ・・・どうする?)
??(大丈夫だ・・ステンバーイ・・・)
唯「うぅ・・・・なんか怖いなぁ・・・」ソロソロ

私は音の原因を確かめるべく部屋の奥へと進んでいった。

??(よーしそのままこい・・・)
??『よし!今だムギ!』

私がホワイトボードを横切った時だった。チャキ・・という金属音と共に背中に何かが突きつけられた。

???「動くな。 大人しくすれば悪いようにはしない。」
唯「えっ!?」

一瞬の出来事で私は自分がどんな状況に置かれているのか理解することができなかった。
しかしブレザー越しに伝わってくる威圧感がすぐに私の脳を覚醒させた。

唯「ひ、人質!?に、ニートのまま死ぬなんていやだよおぉお!!」
??『よしムギ、そのままボディーチェックだ』
???「了解」

そう答えるとその人は銃を私につきつけたまま片手で器用に私のブレザーとスカートのポケットをまさぐった。

???「オールクリアー!」

たった数分の出来事だったのに私の中では数十分が過ぎているような感覚だった。
そういうとその人は銃を下ろし、頭につけていたシュマグを外すと私を向きあわせた。


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