過去ログ - ほむら「憂悶聖女のもう片方の靴」
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293: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/17(火) 07:00:10.69 ID:w+pRlCYIO
「久々に会ったんだし、あたしの実力見てくれよ。マミにも引けを取らないくらい強くなったつもりだぜ?」
「じゃあ私はちょっと後ろで見てようかしら?」
槍で何度も突いて壁際に追い詰める。
294: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/17(火) 07:06:41.00 ID:w+pRlCYIO
「はっはーん……こいつ攻撃手段ねえな?でも油断はしないからな」
もう二本槍を出し、片方を鎖に変える。
「大人しくしてな!」
295: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/17(火) 07:10:42.36 ID:w+pRlCYIO
その瞬間
「━━━━!!?」
魔女がワケのわからない呻き声を上げ、あたしの腕が動かなくなった。
296: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/17(火) 07:14:51.45 ID:w+pRlCYIO
この魔女の切り札は恐らく今の呻き声。
あれが攻撃を防ぐんだろう。
「……私が狩るわ。力を貸して頂戴」
297: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/17(火) 07:19:36.54 ID:w+pRlCYIO
「こんなんで良いか?」
「飛べるわよね?」
「あぁ、途中でステップ踏んでも良いよな?」
298: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/17(火) 07:25:54.98 ID:w+pRlCYIO
「狩をするのは人間だけじゃないのよ」
そう言った瞬間、マミの脚から無数のリボンが現れ、巨大な鳥の足のようになったかと思ったら、箱をまるごと掴みやがった。
「飛び上がって!」
299: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/17(火) 07:32:22.02 ID:w+pRlCYIO
成る程ね、さっきの柱はこいつを立てる為ね……
って納得行くか!!
最初から自分でやるつもりだったのかよ!
300: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/17(火) 07:38:21.55 ID:w+pRlCYIO
「じゃあこれでどうかしら?」
無数のマスケット銃が魔女を取り囲む。あたしの居る角度だけ空いているあたり、あたしに槍を投げろと言っているのか。
「……了解」
301: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/17(火) 07:43:37.89 ID:w+pRlCYIO
「楽しかったわ。優雅に戦うことをモットーとしてたけど、飛び回るのも乙ね」
猛禽みたいな戦い方しやがって。
「ねぇ、佐倉さん。もう一度、一緒に組まない?」
302: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/17(火) 07:53:10.70 ID:w+pRlCYIO
「ワルプルギスの夜」
は?
「見滝原にあと二週間程で現れるわ。見滝原に新しく現れた魔法少女が言っていたわ」
303: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/17(火) 07:57:27.13 ID:w+pRlCYIO
「でも、佐倉さんが居ればその確率も下がる。貴方の実力は並大抵のものじゃないわ」
……
「……一日考えさせてくれ」
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