過去ログ - ほむら「憂悶聖女のもう片方の靴」
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472: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/26(木) 19:51:42.16 ID:Vktc0qWNo
折角の幻覚が死ぬ様に思えるが、代わりに彼女が得た物は大きかった。
無い物を真に在る物とする、有幻覚が使えるようになっていたのだ。

固有武器をロクに出せない元の暁美ほむらと違い、仕組みがわかっている物なら大体出せる。巴マミのリボンのように刃が出せないなどの欠点もない。だが、鎖よろしく消耗がそれなりに多く、イメージし易い物しか出せない。


473: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/26(木) 19:55:45.37 ID:Vktc0qWNo
彼女が簡単に思い浮かべることができる物……


それは自分自身だった。

以下略



474: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/26(木) 20:00:17.53 ID:Vktc0qWNo


四人に増えてからはペースに追いつけている。ソウルジェムの濁りは多少はあるが、あまり心配はなさそうだ。グリーフシードだってある。

『このグリーフシードは貴方にあげるわ。いざとなったら孵しても良いわよ』
以下略



475: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/26(木) 20:07:38.67 ID:Vktc0qWNo
戦い方に余裕が出来たから、体力や魔翌力の消費の少ないパンチで戦っている。

相変わらず汚らしく何やらわけのわからないものを撒き散らして死んでいく。

「あとどれくらいだろうな?」
以下略



476: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/26(木) 20:13:14.58 ID:Vktc0qWNo
「ペースは落ちてきたけど……」

「なんかしぶとくなってねえか?」

「つーかゾンビと戦うならマミだろ」
以下略



477: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/26(木) 20:17:34.78 ID:Vktc0qWNo
イメージし易い物は自分ではあるが、それの使い方が分身だけとは限らない。

三体の分身を解除し、杏子はグリーフシードを取り出し、胸元のソウルジェムの隣に突き刺す。

「こっからは手動で回復してる暇が無いかもしれないからな」
以下略



478: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/26(木) 20:25:15.00 ID:Vktc0qWNo
「てめえらが近接の打撃しかしかけてこないからこういう方が良いだろ?」

杏子は2m越えの巨人となった。
どういう状況なのかは杏子自身にはわからず、単に大きくなり、それ相応の腕力になった程度にしか考えていない。

以下略



479: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/26(木) 20:30:32.55 ID:Vktc0qWNo
裏拳で顔面を粉砕、馬のような後ろ蹴りで胸に風穴を開け……

「そろそろ100行ったかな?」

と思った矢先、二匹のデカブツが現れた。
以下略



480: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/26(木) 20:33:57.85 ID:Vktc0qWNo
「あぁ!どこまで追ってきやがる!」

脂肪と筋肉の塊はドスドス音を立てて追ってくる。
本気でスピードを出せば追いつかれることはないが、そんなしょうもないことで魔翌力は使いたくない。
これから魔女と戦うのだ。
以下略



481: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/26(木) 20:39:38.32 ID:Vktc0qWNo
部屋の中に居たのは草臥れた女性のような感じの……あいつらと似たような人間もどき。

きっと見かけによらず強いんだろう……いや、見かけもよく見ればそれなりに強い。
なんだあの爪は……

以下略



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