過去ログ - ほむら「憂悶聖女のもう片方の靴」
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48: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/06/27(水) 15:49:29.00 ID:nVW7dvYIO
「成る程、それで貴方の様子がおかしかったんですね」
私は前一ヶ月何が起きたのか全く知らないわ。呉キリカが死んだ瞬間にこの世界に飛ばされてきたの。
49: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/06/27(水) 16:14:46.50 ID:nVW7dvYIO
「憂悶聖女ね……だが、残念ながら私はもう片方の靴ではない」
サンホラっぽく言わなくて良いから。
そっちだとすると色々拗れるから。
50: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/06/27(水) 17:13:49.53 ID:nVW7dvYIO
美樹さんも志筑さんも上條くんも。
まどかのことを誰も覚えていない。
美国邸からの帰り道の河原にて、まどかの母親、詢子さんとまどかの弟、タツヤ君に会った。
51: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/06/27(水) 17:25:27.65 ID:nVW7dvYIO
翌日、再び美国邸に向かってみる。
何か変わったことは見えたかしら?
「……少し長くなるわ」
52: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/06/27(水) 17:35:43.48 ID:nVW7dvYIO
「でも、残念ながら彼女程の素質を持つ少女なんて居ない。例え一国の王女ですら彼女には遠く及ばない」
彼女の因果は無理矢理束ねられた物だったからね。
「しかし、貴方には因果を無理矢理束ねる為の盾がある」
53: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/06/27(水) 17:49:34.16 ID:nVW7dvYIO
成る程、今までの時間遡行は「鹿目さんとの出会いをやり直したい。彼女を護れる自分に成りたい」という願いで行っていた物だから自動的にまどかに因果が束ねられていた。
しかし今回は最初に決まった束ねられる先が居ない。
「そこで貴方が、任意の未契約の少女に執着してループする。作業的にではなく、本気で執着してね」
54: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/06/27(水) 17:54:09.08 ID:nVW7dvYIO
小休止。
理屈は考えたもののループの軸を考えていなかった。
55: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/06/27(水) 20:33:05.88 ID:T9MOwgsso
「杏子さんが立てた仮説通りなら、魔獣ラッシュに遭う運命にあるのはキリカ、それと契約すれば美樹さん」
そうね、その二人くらいね。元の世界でよく魔女化するのはその二人とまどかだったわ。
「時間遡行はどこまで自由が効くかしら?」
56: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/06/27(水) 20:48:26.26 ID:T9MOwgsso
「キリカでやるなら、因果を重ねるだけなら簡単かもしれません。二日前に戻ってキリカと一緒に必死に戦うことです」
あの戦いを繰り返すのね。私の意識は参加してないからどれ程だったかわからないけれど。それなら確かに簡単な話ね。戦いなら比較的熱中しやすいから。
「ここのポイントの問題点は……因果を重ねることでキリカが強くなってしまうこと」
57: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/06/27(水) 21:44:59.44 ID:T9MOwgsso
「でもまぁ流石のキリカも自分を中心に無限に湧いてくるのが分かれば……ね」
『ね』じゃないわよ。何恐ろしいこと言ってるのよ。相当残酷じゃないそれ。
「前々から未来予知であの戦闘であの子が死ぬことはわかりきってました。その運命に囚われていて、抜け出す為には魔法少女を辞めるしかなかったんです」
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