過去ログ - ほむら「憂悶聖女のもう片方の靴」
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51: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/06/27(水) 17:25:27.65 ID:nVW7dvYIO
翌日、再び美国邸に向かってみる。
何か変わったことは見えたかしら?

「……少し長くなるわ」

以下略



52: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/06/27(水) 17:35:43.48 ID:nVW7dvYIO
「でも、残念ながら彼女程の素質を持つ少女なんて居ない。例え一国の王女ですら彼女には遠く及ばない」

彼女の因果は無理矢理束ねられた物だったからね。

「しかし、貴方には因果を無理矢理束ねる為の盾がある」
以下略



53: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/06/27(水) 17:49:34.16 ID:nVW7dvYIO
成る程、今までの時間遡行は「鹿目さんとの出会いをやり直したい。彼女を護れる自分に成りたい」という願いで行っていた物だから自動的にまどかに因果が束ねられていた。

しかし今回は最初に決まった束ねられる先が居ない。

「そこで貴方が、任意の未契約の少女に執着してループする。作業的にではなく、本気で執着してね」
以下略



54: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/06/27(水) 17:54:09.08 ID:nVW7dvYIO
小休止。
理屈は考えたもののループの軸を考えていなかった。


55: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/06/27(水) 20:33:05.88 ID:T9MOwgsso
「杏子さんが立てた仮説通りなら、魔獣ラッシュに遭う運命にあるのはキリカ、それと契約すれば美樹さん」

そうね、その二人くらいね。元の世界でよく魔女化するのはその二人とまどかだったわ。

「時間遡行はどこまで自由が効くかしら?」
以下略



56: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/06/27(水) 20:48:26.26 ID:T9MOwgsso
「キリカでやるなら、因果を重ねるだけなら簡単かもしれません。二日前に戻ってキリカと一緒に必死に戦うことです」

あの戦いを繰り返すのね。私の意識は参加してないからどれ程だったかわからないけれど。それなら確かに簡単な話ね。戦いなら比較的熱中しやすいから。

「ここのポイントの問題点は……因果を重ねることでキリカが強くなってしまうこと」
以下略



57: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/06/27(水) 21:44:59.44 ID:T9MOwgsso
「でもまぁ流石のキリカも自分を中心に無限に湧いてくるのが分かれば……ね」

『ね』じゃないわよ。何恐ろしいこと言ってるのよ。相当残酷じゃないそれ。

「前々から未来予知であの戦闘であの子が死ぬことはわかりきってました。その運命に囚われていて、抜け出す為には魔法少女を辞めるしかなかったんです」
以下略



58: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/06/27(水) 22:16:52.19 ID:T9MOwgsso
「これだけ話しといてなんですけど、貴方は何が欲しいんですか?」

……あの子の居た証……他の人も認めてくれるような。

「だったらキュゥべえに『鹿目まどかについての記憶を皆に戻して』と願えば良かったじゃないですか」
以下略



59: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/06/27(水) 22:30:25.46 ID:T9MOwgsso
「鹿目まどかの為に誰か、もしくは貴方自身を犠牲にすることはできますか?」

誰かというのは……話の流れからして呉キリカのことね。

「キリカが死ぬのは仕方ないと思っていますが、キリカが概念になるなら私が代わりになることは厭わないです」
以下略



60: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/06/27(水) 22:40:47.91 ID:T9MOwgsso
「どうします?彼女の望んだ通りにこの世界を護るために戦い、彼女に導かれる日を待ち続けますか?」

「それとも、再びループに突入し、彼女を人として生きさせる為に別の戦いに向かいますか?」

どちらも長い戦いになりそうね。
以下略



61: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/06/27(水) 22:44:36.90 ID:T9MOwgsso
今日はここまで。

キュベレイとか渋の「約束をもう一度」の影響が強いかもしれないです。

自分でも書いてて難しくなってきてわからなくなりかけました。


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