過去ログ - ほむら「憂悶聖女のもう片方の靴」
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510: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/27(金) 16:08:01.82 ID:AQXXX7XIO
青と白のパネルが交互に等間隔に並んでいて、それの一つにスポットライトが当たっている。
しかし、魔女の姿が見当たらない。
魔女を探す為に軽く霧を張ってみるが、一向に反応が無い。
511: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/27(金) 16:14:10.31 ID:AQXXX7XIO
「なっ!?」
いきなりパネルがせり上がる。
乗ったパネルだけではない、2色16枚全てがせり上がった。
512: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/27(金) 16:18:37.32 ID:AQXXX7XIO
その箱はいきなり巨大化し始める。
箱が弾んでいたあたり、水晶玉は効かないのだろう。
雷も効くか怪しい。
513: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/27(金) 16:23:50.76 ID:AQXXX7XIO
箱がカタカタし始める。
どんな攻撃が効くか全くわからないが、私は身構える。
次の瞬間、箱から人形の上半身が飛び出す。
びっくり箱だったようだ。
514: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/27(金) 16:32:25.55 ID:AQXXX7XIO
恐らく、中身の人形にしか攻撃は通らない。
ならば中身が出てくるまで逃げるのみ。
基礎体力は自信がある。
少なくともマミさんとほむらさんよりはある。
515: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/27(金) 16:39:06.38 ID:AQXXX7XIO
「そろそろ顔を出したらどうでしょう?」
飛び回りながらそうつぶやく。
それを聞いてなのか、箱は立ち止まり中の人形が現れた。こちらを睨んでいる。
516: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/27(金) 16:43:09.43 ID:AQXXX7XIO
水は蒸発し、水晶玉は振り払われる。
しかし、人形には金属パーツが至る所に見受けられる。
「やはり雷ですか……」
517: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/27(金) 16:50:24.50 ID:AQXXX7XIO
……フワフワした衣装のおかげで下に叩きつけられることは無かったが、この後どうしよう。
どうやって上に戻るか。
そしてどのように戦うか。
518: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/27(金) 17:00:39.61 ID:AQXXX7XIO
四隅のパネルの近くに上下する足場があったのでそれを使い再び戦場に戻る。
再び鬼ごっこの始まり。
やることが決まった私は強い。
519: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/27(金) 17:04:36.59 ID:AQXXX7XIO
「雷撃」
私の居る以外の青いパネル全てに雷が降り注ぐ。
燃費や威力が不安になるが、どうやらその心配はないらしく、ソウルジェムの濁りもそれほど無く、人形の仰け反り方もかなり大きかった。
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