過去ログ - ほむら「憂悶聖女のもう片方の靴」
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513: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/27(金) 16:23:50.76 ID:AQXXX7XIO
箱がカタカタし始める。
どんな攻撃が効くか全くわからないが、私は身構える。

次の瞬間、箱から人形の上半身が飛び出す。
びっくり箱だったようだ。
以下略



514: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/27(金) 16:32:25.55 ID:AQXXX7XIO
恐らく、中身の人形にしか攻撃は通らない。

ならば中身が出てくるまで逃げるのみ。
基礎体力は自信がある。
少なくともマミさんとほむらさんよりはある。
以下略



515: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/27(金) 16:39:06.38 ID:AQXXX7XIO
「そろそろ顔を出したらどうでしょう?」

飛び回りながらそうつぶやく。
それを聞いてなのか、箱は立ち止まり中の人形が現れた。こちらを睨んでいる。

以下略



516: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/27(金) 16:43:09.43 ID:AQXXX7XIO
水は蒸発し、水晶玉は振り払われる。
しかし、人形には金属パーツが至る所に見受けられる。

「やはり雷ですか……」

以下略



517: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/27(金) 16:50:24.50 ID:AQXXX7XIO
……フワフワした衣装のおかげで下に叩きつけられることは無かったが、この後どうしよう。

どうやって上に戻るか。
そしてどのように戦うか。

以下略



518: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/27(金) 17:00:39.61 ID:AQXXX7XIO
四隅のパネルの近くに上下する足場があったのでそれを使い再び戦場に戻る。

再び鬼ごっこの始まり。
やることが決まった私は強い。

以下略



519: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/27(金) 17:04:36.59 ID:AQXXX7XIO
「雷撃」

私の居る以外の青いパネル全てに雷が降り注ぐ。
燃費や威力が不安になるが、どうやらその心配はないらしく、ソウルジェムの濁りもそれほど無く、人形の仰け反り方もかなり大きかった。

以下略



520: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/27(金) 17:12:59.61 ID:AQXXX7XIO
二回目、三回目は同じくして当てることができた。
違いと言えば鬼ごっこが徐々に長くなったことだろうか。

「心なしか速くなってませんか!?」

以下略



521: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/27(金) 17:17:25.72 ID:AQXXX7XIO
「落ち着きなさい……ここで息を荒げていたらあのベテラン三人に笑われてしまいます」

呼吸を整えながらパネルを飛び交い、人形が出てくるのを待った。
ヤケに動くことを強いられている気がする。
固定砲台タイプだと自負していたつもりなのですが。


522: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/07/27(金) 17:24:29.71 ID:AQXXX7XIO
人形が顔を出し、こちらを睨む。
早期に雷を当てるためにマットを置きその上立った。

人形はうずくまり今までのけたたましい嗤い声とは全く違う、低く唸る様な声をあげ、こちらに光球を放ってきた。

以下略



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