過去ログ - ほむら「憂悶聖女のもう片方の靴」
↓ 1- 覧 板 20
633: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/08/04(土) 09:33:08.77 ID:hZbrDARxo
通常のマミは所詮一人の女の子であるのに対し、このマミは
獰猛な狩人だ。
634: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/08/04(土) 09:37:41.71 ID:hZbrDARxo
「この教会に近付くのは久し振りね」
「あの時はよく来てくれてたからな。あの時マミだけは心から話を聞いてくれてたと思ってるよ」
結界の出現ポイントは二つ。通常の魔女のものが教会の中に一つ、最近増えている強い魔女のものが林に一つ。
635: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/08/04(土) 09:44:38.65 ID:hZbrDARxo
「あら、案外あっさり見つかったわね」
林の中に作られた子供の秘密基地。
その壁に結界の扉ができていた。
636: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/08/04(土) 09:52:11.42 ID:hZbrDARxo
……
木漏れ日が差し込む森、魔女結界なら鬱蒼と生茂る暗緑のそれだと思っていたが案外そうでもないらしい。
「……魔女の気配はあっちね」
637: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/08/04(土) 09:58:59.29 ID:hZbrDARxo
獣道があるのでそこを進む。
左右への注意は怠らないが、真に警戒すべきは前後。
獣道が出来ているということはそこを獣が通るということ。
ましてや土が抉れているということはかなり動きが速いものだろう。
638: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/08/04(土) 10:04:34.61 ID:hZbrDARxo
勿論佐倉さんが来た時のことは考えてある。
ソウルジェムに触れたらすぐリボンが崩れるようにしておいた。
まぁ佐倉さんはこんなトラップに引っかかる様な真似はしないとおもうけど。
などと考えて居ると前方から足音が。
639: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/08/04(土) 10:13:15.32 ID:hZbrDARxo
獣道を只管歩き続ける。
トラップに引っかかったイノシシ、前方から突っ込んでくるイノシシ、左右から飛び出してくるサルモドキを撃ち殺しながら進んで行く。
やはり使い魔は弱い。
しかしあっさり葬れるのは嬉しい。
640: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/08/04(土) 10:19:52.01 ID:hZbrDARxo
「佐倉さんがこの前行った結界は何か強い使い魔が居たと聞いたわね」
自分のところにも出てこないか少し楽しみにしている。
改めて仲間が出来てから魔法少女であることに対する喜びが出来た。
641: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/08/04(土) 10:27:09.83 ID:hZbrDARxo
狩人の様な使い魔が複数左右から現れた。
サルとイノシシが混ざったようなものに服を着せ、銃を持たせた感じだ。
「どっちが本物の狩人か教えてあげるわ」
642: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/08/04(土) 10:32:36.84 ID:hZbrDARxo
銃を奪われた使い魔はナイフを取り出し襲いかかってくる。
「甘いわね」
指を鳴らす。すると銃を持っていた使い魔の手からリボンが伸び使い魔の頸に巻きつく。
840Res/295.93 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。