過去ログ - ほむら「憂悶聖女のもう片方の靴」
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64: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/06/28(木) 07:29:09.00 ID:8P/lFk3IO
そういえば私には知り得なかったことが一つあった。ループした後に私はどうなるのか。

何も残らないのか、一番最初の私が残るのか、抜け殻の私が残るのか。

それを知り得るのは私が去った世界の者のみ。もう一人時間操作系の能力者が居れば私はその答えを知ることができるのだが。
以下略



65: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/06/28(木) 07:35:36.87 ID:8P/lFk3IO
総ての可能性を考えて置き手紙を書いておきましょう。

私が居なくなった時用。

私の性格が変わってしまった時用。
以下略



66: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/06/28(木) 07:45:00.39 ID:8P/lFk3IO
……あの日の昼間ね。

複数回ループすることを考慮して先に置き手紙を書いておきましょう。

「ほむら!大変だ!地下鉄の駅に魔獣が大量発生した!皆はもう戦っている!」
以下略



67: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/06/28(木) 07:56:11.67 ID:8P/lFk3IO
ここね。美樹さんがよく魔女になった場所。
結界の入り口は……ここね。

中は大混戦だった。
巴さんがマスケット銃で零距離射撃と打撃、そして蹴りのパターンを。
以下略



68: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/06/28(木) 08:12:24.45 ID:8P/lFk3IO
こいつらはやはり大したことがない。
弓を二発、ボウガンなら五発くらい撃ち込んでやれば消える。

だが、この数なら話が別だ。

以下略



69: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/06/28(木) 08:33:51.22 ID:8P/lFk3IO
「レガーレ・ヴァスタ・アリア!!」

巴さんの上位拘束魔法が発動する。
その場に居る魔獣全てを拘束するが、次々と湧いてくる。

以下略



70: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/06/28(木) 08:44:14.81 ID:8P/lFk3IO
「私ももうすぐ限界だ。ここは私の全魔翌力を以てこの瘴気ごと吹き飛ばそう」

「呉さん!そんなことしたら!」

させないわ。どうやら前回はここで散ったようね。
以下略



71: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/06/28(木) 08:54:39.56 ID:8P/lFk3IO
ドォォォン

……この虚しさを感じている辺り、成功なのかしら?
彼女を助けようとすること自体虚しいのだけど。

以下略



72: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/06/28(木) 09:08:57.55 ID:8P/lFk3IO
「成る程、君の話は実に興味深い。まるで本当の話みたいじゃないか」

本当だってば。

「でも、君の夢物語の域を出ない。証拠━━━━」
以下略



73: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/06/28(木) 09:35:06.39 ID:8P/lFk3IO
そうね……じゃあ……
この盾に似合う剣でももらおうかしら?

「その剣にどんな魔法が付随するかは誰にもわからないけど良いだろう、君の願いはエントロピーを凌駕した」

以下略



74: ◆USZbC4nXcg[sage]
2012/06/28(木) 09:45:01.06 ID:8P/lFk3IO
さて、もう一度ループよ。

ループ毎に願いを一つ叶えられるのは大きいわね。その願いで肝心の願いを叶えることや、ループを省略することが出来ないのは仕方ないけれど。

環境が恵まれすぎて逆に辛いかもしれないわ。


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