過去ログ - 【Fate】アースセル「聖杯欲すれば勝ち残れ」【安価とコンマで聖杯戦争】 -SS速報VIP

過去ログ - 【Fate】アースセル「聖杯欲すれば勝ち残れ」【安価とコンマで聖杯戦争】

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46: ◆O6YGw3f20A[saga]
2012/07/02(月) 21:40:31.21 ID:RqlX26Kvo
辞令→引っ越しコンボにより、今週は更新を停止します。

代わりに、書きためのマッドアフターの続きを投下します。話がどんなもんだったんじゃい、もしくは何ぞそれ？って方がいらっしゃいましたら
10スレ目を開いて「アフター」を検索してみてください。11スレ目にも続きがあります

慎二達の激闘が行われた同時刻
洞窟の奥底では、2騎の英雄が死闘を繰り広げる

一騎は、世界にただ一人の英雄王にして、この世の全ての財を手に入れた英霊

一騎は、無名の英雄にして、その手に全てを生み出す錬鉄の英霊

相反した二つの魂は己の存在を確固たるものとするために、その存在を削りあう

エミヤ「どうした、英雄王。貴様の財宝とはその程度か？」

ギルガメッシュ「我を愚弄するか！贋作者！」

ギルガメッシュが宝具を展開すれば、エミヤが宝具を錬成して、破壊する
展開の速度よりも、錬成の速度のほうが速い―――
致命的な相性の悪さが、この戦いにて初めて露見された

ギルガメッシュ「貴様―――！」

激昂するギルガメッシュが宝物庫から一つの武器を取り出す
だが、エミヤの結界が、エミヤの鷹の如き鋭き眼光がその武器の露出を許さない

Iam a born of my sord―――

右手に現れるのは、螺旋を描いた一本の剣

剣は今、矢に変わり、弓兵はその名に恥じぬ姿を見せる

エミヤ「偽・螺旋剣―――！」

瞬速の矢は、轟音を響かせ、英雄王の右手は宙に飛ぶ

エミヤ「壊れた幻想―――」

そして、続く爆音は空間そのものを炎をで覆った―――

燃える空間の中

一人、赤い外套を熱風で靡かせ、エミヤは空を幻視する

―――先生、不出来な生徒を任せましたよ

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