過去ログ - 千早「私達は歌でトップアイドルを」P「目指す!」
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15:Swing ◆sxnyhhBh7A[saga]
2012/06/27(水) 12:27:01.14 ID:CN6ChBUU0
春香「今日は私もグラビアの撮影だけだし、夜ならいいんだけど……千早ちゃんのウチって、オーブンなんて無かったよね」

千早「電子レンジじゃ、ダメ?」

春香「うん……じゃあ、そうだ! 炊飯器はあったよね。あれで焼こうか」

千早「炊飯器でパンを?」

春香「うん。ケーキだって作れるし、この間はチーズケーキも作ったよ」

予想外だ。春香にとって炊飯器は、ご飯を炊くだけの機械では無いらしい。

千早「わかった。準備する材料とかあったら教えて。仕事が終わるまでに、用意しておくから」

春香は何も見ずに、サラサラとメモを書いてくれた。
どうやらレシピは、いつも頭の中にあるようだ。

アイドルとして活躍しながら、こういう家庭的な事もしっかりできる親友に、私はまた少し嫉妬してしまう。

千早「プロデューサーも、そういう彼女とか奥さんがいいわよね……」

1人になり、改めてメモを見ながらそう言ってしまってから、私は後悔する。

そういった事の全てを、頭を振って追いやると、私は春香の書いてくれたメモを持って街へ出た。

材料はすぐに買い揃えられたが、メモの端に『ボールと泡だて器も要るんだけど』と書かれており、それを買うのに苦労をした。

なんとボールとは、投げるあの球の事ではなく、銀色の洗面器のような物だった。
泡だて器というのも、洗濯機のような物を想像していたが、金属製のブラシのような形状の物だった。


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