過去ログ - 千早「私達は歌でトップアイドルを」P「目指す!」
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Swing
◆sxnyhhBh7A
[saga]
2012/06/28(木) 11:38:02.83 ID:GsptpCWE0
P「サッカー日本代表の最終予選が国立競技場で行われる」
千早「そう、ですか」
P「千早にそこで、国歌斉唱をして欲しいというオファーだ」
千早「!」
心臓の鼓動が、早鐘のように鳴った。
足が震える。
歌う曲はたった一曲。
決して長い曲ではなく、一番しかない。
聞いてくれるのは、自分の歌を目的に来る人達ではない。
五万人の大観衆、国の威信をかけた国歌を私が歌う……
千早「私にはもったいない名誉です。でもそんな重大な仕事……私なんかに歌いきれるでしょうか?」
P「千早!」
千早「な、なんですか!? プロデューサー」
P「忘れたとは言わせないぞ」
千早「えっ?」
P「あの時の、千早のあの言葉だ……」
『どのような歌であろうとも常に真剣に取り組みたいです。私がそうでないと歌に対しても、聞いてくれる人にも失礼だと思うので』
ああ……
そうだ。
そうだった……
私は自分の言った、大切な事を忘れる所だった。
千早「そうでした。私はどのような歌であろうとも常に真剣に取り組みます! たとえ国の威信をかけた国歌の斉唱でも!!」
P「そうだ千早、その意気だ!」
千早「あ……」
プロデューサーが、再び私を抱きしめる。
2人の頬がふれ合う。
ディープハグだ。
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