33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/07/09(月) 17:59:56.10 ID:FQsz2o680
「あ〜…、二人とも何か用か?」
一応委員長の背に隠れる薄子さんにも声をかける。
「あ、用があるのは私。この子は着いてきただけ。」
薄子さんの肩に委員長がぽんっと手を置いた。
それに対してビクッと薄子さんが反応する。
そういえば、薄子さんはいつも委員長について回っている。
仲が良いんだろうか。良いのか…?
「ふーん、じゃぁ、委員長の用事ってなんだよ?」
薄子さんに視線を合わせようとすると、今度は逸らされた。
旧友は自分には関係ないと思っているのか、弁当を食べている。
カレー、冷めちまったな…。
「台本を見せてほしいの。二人が書いてる劇の台本。」
台本を見せてほしいの?
二人が書いてる劇の台本?
書いてるのは俺じゃなくて旧友だぞ。
旧友に視線を合わせると、口の中に卵焼きを入れたまま
固まっていた。
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