23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/04(水) 00:57:49.51 ID:kwHClHuT0
手早く野菜を刻む。
テンポ良く包丁が振るわれ、買ってきたばかりで水気を含む野菜たちはたちまち一口サイズに切りそろえられた。
大き目のなべはぐつぐつと煮込まれ、適量の塩がまたシンプルな味付けとして腹の虫を鳴かせる。
彼女、ゼシカ・ウォンが居ついて5日目。
このぐらいになればいい加減俺だって怒る。
ネクタイを解いて背広をハンガーにかける。
帰宅すれば毎日テーブルにて出迎えてくれるメンツにうんざりしながら、俺は口を開いた。
「まあ美味しいのは認める。でも、そろそろパスタ以外も作って」
「無理」
「出てけ」
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