過去ログ - 勇者「魔王死ななきゃ俺不死身じゃね?」
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136:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[saga]
2012/07/02(月) 20:49:17.78 ID:zLob3UGG0
『わぁ、お母様、こんな立派なベッドを、私にくれるのですか!?』

『えぇ。もう私には必要ないから』

『……お母様、どこかへ行ってしまうのですか?』
以下略



137:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[saga]
2012/07/02(月) 20:49:56.69 ID:zLob3UGG0
魔王「…………ふあ?」パチ

勇者「……」スー

魔王「うわぁっ!?」ドンッ
以下略



138:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[saga]
2012/07/02(月) 20:53:58.86 ID:zLob3UGG0
魔王「あ、……勇者、か。びっくりした。うん、勇者だな」

勇者「人をベッドから落としておいて、何を残念そうな顔をしてるんだ」

魔王「夢を見ていた。魔王城にいたころの夢だ」
以下略



139:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[saga]
2012/07/02(月) 20:57:15.10 ID:zLob3UGG0
魔王「しかし、まあ」

勇者「?」

魔王「たった半年で、距離が随分と縮まったものだ」
以下略



140:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[saga]
2012/07/02(月) 21:05:10.90 ID:zLob3UGG0
 A few years later


勇者「ただいま、魔王」

以下略



141:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[saga]
2012/07/02(月) 21:07:57.06 ID:zLob3UGG0
魔王「なあ、もう何年経っただろうな。お前も私も歳をとらないから、時の流れを感じない」

勇者「そうだな。俺もいちいち覚えちゃいない」

勇者「でも、やはり何年経ったかは知っておくべきか……」
以下略



142:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[saga]
2012/07/02(月) 21:13:18.82 ID:zLob3UGG0
―街中―

勇者「門番がいる。……前まではいなかったはずだ」

勇者「何かあったんですか?」
以下略



143:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[saga]
2012/07/02(月) 21:23:37.60 ID:zLob3UGG0
勇者「……との、ことだ」

魔王「そんなっ!?」

魔王「……私が、なんとかしなくては」
以下略



144:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[saga]
2012/07/02(月) 21:30:24.32 ID:zLob3UGG0
魔王「何故だ!? このままでは、本当に戦争になってしまう!」

勇者「解いて何をするというんだ? 鎖は魔力を奪う。今のお前の力は、そこら辺の魔物とたいして変わらない」

勇者「そんなお前に、何ができる?」
以下略



145:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[saga]
2012/07/02(月) 21:35:32.78 ID:zLob3UGG0
勇者「お前それでも魔王か! もっと疑えよ! いいか、子供が生まれる前に魔王が死ねば、次の魔王を決めることができる。お前を殺したい奴が、魔族にだって山ほどいるかもしれないんだぞ!」

魔王「お前こそ、それでも勇者か!? 何故仲間を信じられないのだ!」

勇者「ああもう、馬鹿な奴だ! 俺がここまで心配しているのに、なんで分からない!」
以下略



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